金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。
金(ゴールド)市場の値動き まとめ
COMEX取引所の中心限月となる、8月限月は前日の1カ月半ぶり高値から一転して値下がりし、前営業日に通商摩擦への警戒から約45日ぶりの高水準まで押し上げられていた反動で、投資家による持ち高整理の動きが活発化した。米労働省発表の4月JOLTS求人件数では、前月から19.1万件増の739.1万件となり、市場予想(710万件)を大幅に上回ったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融緩和政策の実施時期が後ずれするとの見方が台頭し、ドルが対ユーロで強含んだため、ドル建て商品である金の購入コストが押し上げられる形となり売り圧力が強まった。
8月限は20.10ドル(0.6%)安の3377.10ドルで取引を終了したものの、年初来では依然27%超の大幅上昇を維持している。
米中首脳による電話協議が近日中に予定されており、通商問題の進展具合に市場の注目が集まる中、中国側は関税休戦合意が「著しく毀損された」と米国を批判し、欧州連合(EU)側もトランプ政権の関税政策に対する報復措置の前倒し実施を示唆しており、こうした地政学的緊張の高まりが引き続き安全資産としての金需要を下支えする構図となっている。
最新の金(ゴールド)CFD チャート
30分足チャート
日足チャート
「CFDネクスト」での金(ゴールド)スポット価格について、テクニカル分析では単純移動平均線(10日)が下向きになる中、価格は移動平均線より下に位置している。また、相場の過熱感をはかるRSIは、50を割り込んで推移している。
※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。
金スポット 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
外為どっとコムのCFDについて
『CFDネクスト』においてスプレッド実績は「日本N225」では42%縮小し2.9(提示率は最も高く99.95%)、「WTI原油」では13%縮小し0.026(提示率は99.88%)となりました🌟
今後も、さらに低コストでお取引いただける環境を提供するために邁進してまいります。
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CFD(CFDネクスト)について|はじめてのCFDなら外為どっとコム
お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信
外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。
金(ゴールド)の上昇・下落変動要因
上昇要因
インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。
下落要因
インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。
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