来週のドル円関連重要イベント
11月4日(月)からの一週間、ドル円関連の重要イベントは次のものが予定されています。
11/4(月):
【アメリカ】9月製造業新規受注
11/5(火):
【アメリカ】9月貿易収支
【アメリカ】10月ISM非製造業景況指数(総合)
11/6(水):
【アメリカ】10月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
【アメリカ】10月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)
11/7(木):
【アメリカ】前週分新規失業保険申請件数、継続受給者数
【アメリカ】米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
【アメリカ】パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
11/8(金):
【アメリカ】11月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
特に注目度が高いのは5日(火)の米10月ISM非製造業景況指数、7日(木)の米FOMC終了後の政策金利発表とパウエルFRB議長の会見です。
5日(火)には米10月ISM非製造業景況指数が発表されます。ISM非製造業景況指数は全米の非製造業社の購買担当者を対象として、受注や在庫などの状況についてアンケート調査を行ったものです。景気転換の先行指標として注目され、指数が50%を上回ると景気拡大、下回ると景気後退を示すとされます。
7日(木)の米FOMC終了後(日本時間8日午前4時)に政策金利の発表、その後パウエルFRB議長の会見が行われます。9月の会合で0.50%の大幅な利下げに踏み切ったFRBが直近のデータを受けてどのような金融政策を決定するかや、今後の利下げに関する手がかりを示すかが注目されます。
今週、ドル円は方向感に欠ける動きが続いた後、日銀会合と植田総裁の会見を受けて円高に振れました。日銀は政策金利の据え置きを決定したものの、植田総裁がこれまで繰り返してきた「時間的な余裕はある」との文言を使わなかったことで追加利上げが意識され、円を買う動きが強まりました。
来週は5日に米大統領選も控えており、結果が為替市場に与える影響が警戒されています。トランプ氏が勝利すればドル円に強い上昇圧力がかかるとの予想もあり、予断を許さない1週間となりそうです。
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