円高加速で相場大混乱!ドル円15円急落の真相と今後の展開【明快!テクニカルレビュー】
動画配信期間:2024/08/05~2024/11/05
大手銀行で為替・債券・スワップ市場のチーフディーラーとして活躍した経験を持つ百戦錬磨のプロトレーダー、井上義教氏が、毎週掲載される「FX ウィークリーテクニカルレポート」のレビューを明快に解説いたします!
目次
0:00 今回のダイジェスト
0:39 ドル円相場:急激な変動
2:10 ドル円トレード戦略
3:39 対円通貨ペア分析
5:38 対ドル相場の動向
6:48 CFD市場:原油・S&P500の動向
7:31 まとめ
8:15 【PR】口座開設特別キャンペーン
動画の要約・まとめ
ドル円相場:急激な変動
最近の為替市場では、日銀の利上げとアメリカの景気減速懸念が同時に浮上し、円高が加速しています。株式市場の軟調やドルの金利低下も相まって、投資家のキャッシュ化傾向や質への逃避(フライト・トゥ・クオリティ)の動きが見られます。
ドル円相場は162円近辺から一気に15円程度下落し、方向的には円高へ動いているようにしか見えませんが、短期的には大きな変動後の戻りも見られるため、単純な売り戦略だけでは十分ではありません。
ドル円トレード戦略
現在の相場は、全体的には円高方向に動いていますが、短期的には大きな変動が続いています。スプレッドの拡大や一方向への急激な動きにも注意が必要です。
テクニカル分析では、長期移動平均線が右下がりとなり、中期・長期の移動平均線が鋭くデッドクロスを形成しています。実体線と長期移動平均線の乖離も10円以上あり、過熱感のある水準に達しています。
各通貨ペアの動向
ユーロ円やポンド円もドル円と同様の傾向を示していますが、それぞれ微妙な違いがあります。特にオーストラリアドルは他の通貨に比べて弱い動きを見せています。
CFD市場:原油・S&P500の動向
原油市場は引き続き下向きの傾向を示しており、6月頃の安値がターゲットとなりつつあります。アメリカ株式市場(S&P500)も下落トレンドに入った可能性があります。
今後の投資アプローチ
現在の市場環境では、トレード期間を短くし、素早く利益確定することが重要です。大きな損失を避け、自己防衛を優先することが賢明な戦略となります。市場参加者が多くの材料を消化しきれていない状況が続いているため、慎重な姿勢が求められます。
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株式会社チャートリーディング 代表取締役 昭和39年東京都生まれ。 昭和63年大阪大学経済学部卒業、同年大和銀行入行、平成3年よりロンドンの証券現法にてディーリング業務に従事。 平成15年に退社するまで為替・債券・スワップ市場を歴任、チーフディーラーとしてチームを統括。 平成28年 株式会社チャートリーディング設立とともに代表取締役に就任。
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