【ドル/円】下値リスクが高い状態。オーバーシュートの可能性も。
直近の日足は弱い米雇用統計の結果を受けて安値圏で引ける大陰線で終えています。この陰線が2023年1月に付けた127.23を基点とする中・長期的なサポートラインが位置する148円台を割り込んで終えており、新たな下落リスクが点灯中です。一方で、直近4日間で既に8円を超える急落を見ており、短時間では“売られ過ぎ”の領域に入っていると見られ、週初の売りも慎重に臨む必要があります。
148.50超えで終えた場合は重要サポートラインの位置まで戻して下値リスクがやや後退、149円台を回復して終えれば先週末の148円台の強い下値抵抗の下抜けが“ダマシ”となった可能性が高くなります。逆に、146円を割り込んで終えた場合は、新たな下げトレンド入りの可能性が高くなり一段の下落リスクが生じます。短期トレンドは152.50超えで終えない限り変化しません。
ドル買いは底打ち確認まで様子見か146.10-20まで引きつけて。損切りは145.70で浅めに撤退です。ドル売りは147.70-80の戻り待ちとします。この場合の損切りは“ニュートラル”な状態に戻す148.60に置く必要があります。
日足の上値抵抗は147.70-80,148.40-50,149.20-30に、下値抵抗は146.40-50,145.70-80,145.30-40,144.70-80にあります。
※ お知らせ:8/6、8/7の両日のコメントはお休みさせて頂きます。
© 2024 オフィスフレア/川合美智子
無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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