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FX/為替「ドルは早々に反発 円安継続 ドル/円は34年ぶりの152円を窺う展開に」 外為どっとコム トゥデイ 2024年3月22日号

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2024年3月22日8時20分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼21日(木)の為替相場
(1):強い豪雇用統計を受けてRBA利下げ観測後退
(2):独欧のPMIは製造業が弱い
(3):英製造業PMIは予想を上回る
(4):BOE予想通りの据え置き
(5):強い米経済指標が目立つ

▼21日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:152円台を窺う展開となる公算大/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

21日(木)の為替相場

期間:21日(木)午前6時10分~22日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):強い豪雇用統計を受けてRBA利下げ観測後退

豪2月雇用統計は、新規雇用者数が11.65万人増と市場予想(4.00万人増)を大きく上回った上に、失業率は3.7%と前月(4.1%)から大幅に低下した(予想4.0%)。豪中銀(RBA)の早期利下げ観測が急速に後退したことで豪ドルは上昇した。

(2):独欧のPMIは製造業が弱い

独3月製造業PMI・速報値は41.6、同サービス業PMI・速報値は49.8。製造業は予想(43.0)を下回ったがサービス業は予想(48.8)を上回った。その後に発表されたユーロ圏3月製造業PMI・速報値は45.7、同サービス業PMI・速報値は51.1で、同じく製造業は予想(47.0)を下回ったが、サービス業は予想(50.5)を上回った。

(3):英製造業PMIは予想を上回る

英3月製造業PMI・速報値は49.9と市場予想(47.8)を上回った一方、同サービス業PMI・速報値は53.4と予想(53.8)を僅かに下回った。

(4):BOE予想通りの据え置き

英中銀(BOE)は大方の予想通りに政策金利を5.25%に据え置いた。同時に公表した議事録で、据え置きは8対1の決定であり反対の1人は25bp(0.25%ポイント)の利下げを主張したことが明らかになった。前回利上げを主張した2人が据え置き支持に回った形。その後、ベイリー総裁は「インフレ減速を示す心強い兆候がさらに出ている」「まだ金利を下げられる段階にはないが、状況は正しい方向に進んでいる」との認識を示した。

(5):強い米経済指標が目立つ

米新規失業保険申請件数は21.0万件と市場予想(21.3万件)を下回り、前週(21.2万件)から減少。その後に発表された米3月製造業PMI・速報値は52.5と市場予想(51.8)を上回った。同サービス業PMI・速報値は51.7だった(予想52.0、前回52.3)。さらにその後、米2月中古住宅販売件数は年率換算438万件と市場予想(395万件)を上回り1年ぶりの高水準となった。

21日(木)の株・債券・商品市場

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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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【情報提供:外為どっとコム】

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:152円台を窺う展開となる公算大

昨日のドル/円は調整売りをこなして続伸。4カ月ぶりの151円台とあって本邦勢のドル売り・円買いが先行したが、150.20円台で下げ止まると海外市場で上昇に転じた。欧米株の上昇や米新規失業保険申請件数の減少を背景に151.75円前後まで反発。スイス中銀の予想外の利下げによってスイスフランが下落したことで相対的にドル高が進んだ面もあった。ドルインデックスは早々と米連邦公開市場委員会(FOMC)後の下げを埋めて反発しており、ドルの底堅さを再認識させられる動き。一方で、円の弱さはあらためて言うまでもない。
ドル/円は34年ぶりの152円台への上伸を窺う展開となる公算が大きいと見る。ただし、株価の調整にはやや注意が必要だろう。来週の米復活祭ウイークを前に利益確定売りで株価が世界的に反落するようなら一時的に円を買い戻す動きが強まる可能性もある。ドル/円に先んじて高値を更新したユーロ/円や豪ドル/円などのクロス円の動きにも注目だ。

注目の経済指標:独IFO企業景況感指数

注目のイベント:パウエルFRB議長発言

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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