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大口投資家の動向は?「円ネットショート減少」【最新IMMポジション】2024/3/11

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットショート 減少

▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットロング増加

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットショート減少】
3月5日時点で円のポジションは、ドルに対して11.9万枚の売り越し(ネットショート)。
ショートが大幅に取り崩されたことから、ネットショートは前週から約1.4万枚減少。
期間中のドル/円相場は、日銀の高田審議委員の発言を受けた円買いや米インフレ指標の軟化を受けたドル売りなどにより、一時149.21円前後まで下落。
日銀が3月にもマイナス金利の解除に動くとの観測を背景に、投機筋は約6年振りの水準まで膨れ上がっていた円ショートポジションの調整に動いたようだ。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【ユーロネットロング増加】
3月5日時点でユーロのポジションは、ドルに対して6.6万枚の買い越し(ネットロング)。
ロング・ショートともに取り崩された結果、ネットロングは前週から約0.3万枚増加。
期間中のユーロ/ドルは、ドイツやユーロ圏の消費者物価指数(CPI)が鈍化を示したことで一時1.08ドル台を割り込む場面も見られた。ただ米経済指標に弱い内容のものが目立ったことから、期間後半にかけては1.08ドル台半ばまで上昇するなど、方向感なく推移した。
6日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言や7日に欧州中銀(ECB)理事会が控えていたこともあり、投機筋は引き続きユーロポジションの削減に動いたようだ。


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IMMポジション


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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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