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結局はドルが強い?ドル/円の上昇余地は広がった!上目線はもう少し続きそう【ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー】

FXトレードストラテジー

個人投資家として活躍するひろぴー氏が、独自の最新マーケット分析を毎週公開します。現在のFXマーケットを取り巻く情報の整理をする際、また短期間の FXトレード戦略を考える際に、お役立てください。

作成日時:2024年1月10日14時
執筆:CXRエンジニアリング株式会社 代表取締役 ひろぴー

年初からドル/円が堅調です。
先週金曜日は、米雇用統計の好結果から一転、ISM非製造業景況指数が悪化したため、ドル/円は乱高下しました。
しかしながら、今週に入り、徐々に上昇を再開し、145円付近まで戻してきております。非常に難しい相場です。
米国経済はサービス業の悪化も少しずつ目立ってきており、失業率は低いものの、労働参加率の低下、および雇用の質も落ちてきています。
全体的に景気後退はしているようですが、それでもまだ急激な悪化にもつながっておらず、結局ドルが強いという地合いでしょうか?
12日木曜発表予定のCPIの市場予想は+3.2%と、前回の数値を上回っています。
さらにこれを上振れると、利下げを意識していたドル買いポジションは大きく吹き飛ぶと思います。
このようなことから、ドル/円は下方向を見ているのですが、もう少しだけ上昇目線でいたほうが良いかもしれません。

目次

▼ドル/円、SMA200を突破すると?
▼全体的にドルが強くなりそう?ドルストレートペアも確認
▼ポンド/ドルはヘッドアンドショルダーを形成中!?

ドル/円、SMA200を突破すると?

出所:TradingView

ドル/円4時間足です。
現在200SMA(橙)に再接近をしており、ここを抜けますと、4時間足チャート上ではテクニカル的に反転意識が高まりそうです。
雇用統計直後の高値は146.00円前後ですが、今一度この上にあるストップを目掛けて上昇する可能性が出てきたように思えます。

また、能登半島地震の影響も入り、日銀はすぐには利上げに動けないという観測も強まったという見方もあり、四半期程度、予定の先延ばしも考えられます。
能登半島地震の影響で特別復興予算も下りるでしょう。これらは金融緩和策になります。よって、ドル/円の上昇余地は広がったと考えています。
戻り売り目線でしたが、現在は様子見姿勢を強めております。

全体的にドルが強くなりそう?ドルストレートペアも確認

出所:TradingView

ユーロ/ドル4時間足に切り替えます。
まだ筆者はポジションを取っておりませんが、11月からの上昇トレンドラインを右側に抜けてきそうです。
SMA200(橙)に何度かサポートされつつも、上値も重く、割り込むのも時間の問題かもしれません。
昨日、ドイツの11月鉱工業生産の結果は前月比、前年同月比いずれも市場予想を下回る前月比-0.7%、前年同月比-4.8%となりました。内容はかなり悪いです。
ドイツはここ数ヶ月、ジリジリと失業率も上昇しているため、やはり米国よりも欧州経済悪化のほうが早く出てくるのではないかと予想しております。
これらを加味しますと、ユーロ/ドルは下落方向でしょうか?
先月からの米利下げ観測からくるドル売りはある程度織り込まれました。
しかしながら、ユーロの売りはそこまで出ていないことから、織り込み度合いからしますと、意外にもユーロ/ドルの下落の余地はまだ残されているように感じます。
ドル売りは筆者も当然わかっているのですが、その調整買いとしてぴったりなのは、ユーロ/ドルやポンド/ドルではないかと考え始めています。

ポンド/ドルはヘッドアンドショルダーを形成中!?

出所:TradingView

ポンド/ドルの日足を確認しますと、このように、上昇トレンドラインもしっかりと抜け始めております。
ヘッドアンドショルダーを形成中でしょうか?
ネックラインは1.2615付近になります。
英国のCPIはまだ高く、利下げは一番遅そうですが、それでもポンド/ドルが垂れてきたことを考えますと、ドル買い戻し調整が入り始めている可能性が高そうです。これから、もう少しその調整が入りそうに思えます。
これで、ドル/円の上昇にも納得できます。
もう数日、今の状態が続くイメージを持ってトレードしていくと良いかもしれません。

【ひろぴー氏出演動画】

 
ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
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