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豪ドル/円 今日の見通し「米国経済の力強さが豪ドルのサポート材料となる?」2023/12/21

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オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

昨日から現在までの相場

・NY原油先物市場は小幅続伸。武力組織が紅海で船舶への妨害行動を続けており、原油の供給懸念が引き続き原油相場を下支えした。ただ、米EIA週間原油在庫統計で原油在庫が予想外に大幅増加していたため小幅な上昇となった。終値は前日比+0.28ドルの1バレル=74.22ドル(12月20日)。

・12月14日発表の豪11月雇用統計は、雇用者数が市場予想(1.15万人増)を大幅に上回る6.15万人の増加だった。失業率は3.9%へ上昇、労働参加率は67.2%へ上昇し過去最高を記録した。

・12月5日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利は4.35%で据え置きとなった。

・11月29日に発表された豪10月月次消費者物価指数(CPI)は前年比+4.9%となり豪州のインフレは前月(+5.6%)から大幅に鈍化した。
10月25日に発表された豪4-6月期CPIは前年比+5.4%となり、前四半期(+6.0%)から鈍化した。

今日のメインシナリオは

米国経済の力強さが豪ドルのサポート材料となる?

本日は豪州や中国にて主要な経済指標の発表は予定されていない。そのため、豪ドル相場は日経平均や、米NYダウ平均などの株価指数の動向を眺めながらの値動きとなりそうだ。
NY時間には米7-9月期国内総生産(GDP)・確報値が発表される。米7-9月期GDPの改定値は前期比+5.2%で米国の経済が高金利下でも引き続き堅調なことを示した。今回発表される確報値の市場予想は改定値から修正はない(前期比+5.2%)。改定値からさらに「上方修正」となれば、米景気の先行きに対する期待からNYダウ平均が上昇、リスクセンチメントに敏感な豪ドルは買われることになりそうだ。

この先の個別相場変動

■米7-9月期GDPが予想を上回る
⇒米国の景気は力強さを維持している
⇒NYダウ平均が上昇
⇒豪ドルはリスクセンチメントに敏感
⇒豪ドルは買われる

豪ドル円 最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

米7-9月期GDP・確報値
日米株価動向

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り空に雨がぱらつき、豪ドル/米ドルは雨。6時に豪ドル/円と豪ドル/米ドルのMACDで売りシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
 

 

nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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