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ドル/円 今日の見通し「145円割れを試すか!?米11月CPIを控えて上値の重い相場展開」2023/12/12

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

目次

 

今日のドル円 トレードシナリオ

テクニカル分析で環境認識

①日足:下落基調継続で上値が重い・・・141円台へ下落後に持ち直す中で、下ヒゲの長いローソク足が二連続で形成されて底堅さを示しました。ただ、下落トレンドラインや10日移動平均線に沿った下落基調は継続しています。引き続き上値の重い展開が想定されます。足元では11月高値から12月安値への下落幅に対する38.2%の水準で下げ渋っていますが、下抜けると145円割れを試す可能性もあります。

ドル/円 日足チャート

トレード方針:売り目線

②相場展開の予想・・・下落基調が継続しているため売り取引に優位性がありそうです。ただ、今夜の米11月消費者物価指数(CPI)の結果次第では相場展開が変わる可能性があるため注意しましょう。

③トレードタイミング・・・戻り売りポイントは、146.00円、146.50円付近と見ます。また、145.50円を下抜け後に同水準が戻り高値になると売り場になる可能性があります。なお、145.00円付近では押し目買いが入りやすくなるかもしれません。急な反発には注意しましょう。

ドル/円 60分足 ネオチャート(図1)

ドル/円 外為注文情報(図2)
https://www.gaitame.com/markets/order/

注目経済指標・イベント

④ポイント解説・・・今夜は、米11月消費者物価指数(CPI)が発表されます。市場予想は、前年比が+3.1%と前回(+3.2%)からやや鈍化すると見られる一方で、コアCPIの前年比は+4.0%と前回(+4.0%)から横ばいとの見通しになっています。今日明日と米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される中で結果に注目が集まります。

12/12(火)
16:00☆英11月失業保険申請件数
16:00☆英11月失業率
16:00☆英8-10月週平均賃金
19:00☆独12月ZEW景況感調査
19:00 ユーロ圏12月ZEW景況感調査
22:30☆米11月消費者物価指数
※☆は特に注目の材料

17時からFXライブ配信(月曜~木曜日)

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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