
ドル/円、短期的な円高基調続く…今夜のパウエルFRB議長の利下げに対する見解に注目
東京市場のドル/円は、上値の重い展開。仲値公示にかけてドル売り・円買いが先行すると一時147.60円前後まで下落しました。その後は米長期金利が上昇したことで148.18円前後まで持ち直すも伸び悩む動きとなっています。
欧州市場に入ると148.31円前後までじり高となるもその後は失速。147.80円前後へ弱含みました。
今夜のNY市場ではパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定されています。パウエル議長が市場の早期利下げ転換への思惑に対して否定的な見解を示すかに注目が集まります。また、米11月ISM製造業景況指数が発表されます。市場予想では47.8と前回(46.7)から回復すると見られています。
ドル/円をテクニカル分析で見ると、10日移動平均線が80日線までも下抜けています。また、MACDは0ライン下を推移しているため下落優位な状況と見れます。来週にかけて146.66円前後の安値を割り込む動きを見せると145円を視野に入れた展開も考えられます。一方で反発した場合は149円台後半が強い上値抵抗となり同水準での反応に注目したいところです。
ドル円 日足チャート

この後の経済イベント
12/1(金)
20:30☆ラガルドECB総裁講演
22:30 カナダ11月新規雇用者数
22:30 カナダ11月失業率
23:45 米11月製造業PMI・改定値
24:00☆米11月ISM製造業景況指数
24:00 メキシコ11月製造業PMI
24:00 米10月建設支出
24:00 グールズビー米シカゴ連銀総裁講演
25:00☆パウエルFRB議長講演
28:00☆パウエルFRB議長、クックFRB理事講演
※☆は特に注目の材料
経済指標・イベントの結果について
主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界で経験を積み、2017年10月に外為どっとコムへ入社。サポートセンター業務に従事した後、2022年2月より現職。テクニカル分析を中心に、為替相場・金融市場の調査・分析や個人FX投資家向けの情報発信を行っている。
テレビ東京「モーサテサタデー」にコメンテーターとして出演。ストックボイスTVでの解説をはじめ、各種メディアへの出演・コメント実績を持つ。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』ではドル円・ユーロ円の見通しを連載。
