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ドル/円、重要な局面に入った!押し目買いのチャンス?それともトレンド転換?【ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー】

FXトレードストラテジー

個人投資家として活躍するひろぴー氏が、独自の最新マーケット分析を毎週公開します。現在のFXマーケットを取り巻く情報の整理をする際、また短期間の FXトレード戦略を考える際に、お役立てください。

作成日時:2023年11月22日15時
執筆:CXRエンジニアリング株式会社 代表取締役 ひろぴー

米雇用統計、CPI、PPIの今月の発表を受けてもさほど下落をしなかったドル/円ですが、先週の金曜日から突如崩れ始めました。
金曜日から火曜日にかけて、今の所、特段大きな下げ材料があったわけでもなく、日本円を中心に買い戻されました。
債券市場も全体的に金利が低下しており、米国債10年物はもちろんのこと、日本の10年国債も金利が低下しました。金利市場の影響が大きそうです。
明日は米国の感謝祭でマーケットが閑散とします。
ここ数年はクリスマスよりも感謝祭のほうがマーケットに動きがないほうが多く、暇な1日となるでしょう。日本も祝日のため、余計に値動きは乏しいかもしれません。
さて、ドル/円は152円手前から147円前半と5円近く調整しました。
日足レベルでの大きな押し目買いチャンスか、またはマーケットトレンド転換点か見極める重要な局面を迎えております。

目次

▼ドル/円、149円レジスタンスラインが課題?
▼ユーロ/円、161円が最大の防衛ライン?短期的な大底を意識

ドル/円、149円レジスタンスラインが課題?

出所:Trading View

ドル/円日足チャートです。
ここ数カ月、日足レベルで押し目を作る際に前回の安値を瞬間割れて全戻しという相場が2回ありました。ピンクで囲ったところです。
そして今回、149円割れのところであえて買いを強気で入れたのですが、ここが大失敗となり、147円前半のサポートライン割れとなりました。
それでも懲りずに、再び買いでエントリーをして、本日にいたります。
オレンジで囲ったポイントを意識し、この下半期の値動きを参考に勝負していくならば、やはり買いなのかな?と感じます。
もう数日様子見をして、特段、本邦からの円高材料になる発信がなければ、さらに追加で買いを入れて152円方向に向けてエントリーを重ねていこうと思います。
目先、大きなレジスタンスラインは149円に引けるラインです。
ここを抜けるとショートカバーが断続的に入りやすいと思いますので週後半は149円を超えてクローズできるかに注目しておくと良いでしょう。

ユーロ/円、161円が最大の防衛ライン?短期的な大底を意識

出所:Trading View

続いて、ユーロ/円です。
4時間足の50%押しが間も無くです。
161円手前はサポートラインも引けるため、絶好のクラスターポイントでしょう。
ドル/円の連れ安状態となっており、この数日の下落はほとんどドル売りの影響が大きかったと思います。
ドル/円日足レベルでは形状悪化が著しいため、リスク分散としてはユーロ/円の買いトレードが候補となりそうです。
米国とのインフレ率乖離がまだ健在なため、ユーロの金利は高い状態が維持される可能性が高いと考え、ユーロ/円のポジションを最も多く持っております。
ユーロ/円の161円ラインは大底と見て、最後の追加ポイントという認識で、それを下回る場合は、持っているポジションを損切りする予定です。
目先、ドル/円、ユーロ/円は底が入ったという前提でトレードしていきます、ご参考まで。

【ひろぴー氏出演動画】

 
ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
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