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為替介入を含め「スタンバイだ」ドル/円は151円台で伸び悩む…今夜はFOMCに注目(NY市場の見通し)2023/11/1

為替介入を含め「スタンバイだ」ドル/円は151円台で伸び悩む…今夜はFOMCに注目

東京市場のドル/円は、弱含みの展開。複数の日本政府高官が円安をけん制したことで円買い介入への警戒感が広がる中、一時151.14円前後まで軟化しました。前日の海外市場で年初来高値となる151.71円前後まで上昇した反動で持ち高調整のドル売り・円買いが出やすかったようです。

今夜は、米連邦公開市場委員会(FOMC)が金融政策を発表します。今回も政策金利を据え置くとの予想が大勢を占めています。FOMC声明やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見から追加利上げの可能性が読み取れるかが焦点となるでしょう。他方、NY市場では米10月ISM製造業景況指数、米9月JOLTS求人件数などの重要統計の発表も予定されており、市場の注目を集めそうです。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、前日の日足は大陽線となり約2円の上昇幅を見せています。そうした中で年初来高値(151.71円前後)を更新するなど強気な相場展開となっています。また、10・20・80日移動平均線が上向きを維持しており、RSIが50ライン近辺から急上昇していることからも上昇トレンドが継続していることが分かります。昨年高値(151.94円前後)を前に伸び悩む動きを見せていますが、148円を割り込むまでは短期的なトレンドに変化はなさそうです。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

11/1(水)
21:15☆米10月ADP全国雇用者数
22:45 米10月製造業PMI・改定値
23:00☆米10月ISM製造業景況指数
23:00 米9月建設支出
23:00☆米9月JOLTS求人件数
23:30 EIA週間原油在庫統計
24:00 メキシコ10月製造業PMI
27:00☆FOMC政策金利
27:30☆パウエルFRB議長記者会見

11/2(木)
09:30 豪9月貿易収支
※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

今夜FOMC予想:追加利上げの可能性を残すかが焦点!

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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