読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ドル/円、「米9月CPI」予想外にインフレ加速だと150円試す?(NY市場の見通し)2023/10/12

ドル/円、「米9月CPI」予想外にインフレ加速だと150円試す?

東京市場のドル/円は、日本株高などを背景に一時149.27円前後まで強含みましたが、その後は米長期金利の上昇が一服したことから149円を割り込む場面もありました。しかし、すぐに切り返すなど一進一退の相場展開となっています。

今夜は、米9月消費者物価指数(CPI)に注目が集まります。市場予想は前年比+3.6%、食品とエネルギーを除いたコアCPIは前年比+4.1%と前回(+3.7%、+4.3%)からやや鈍化すると見られています。これらが予想以上にインフレの鈍化を示すようだとドル売りが優勢となりそうです。ただ、市場は既に米連邦公開市場委員会(FOMC)が11月の利上げを見送るとの見方に傾いていることから、予想外のインフレ加速となれば大きなサプライズになり得るでしょう。この場合は強くドル買いが進む可能性もあるため注意が必要です。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、20・80日移動平均線が上向きを維持するも10日線がわずかに下向きとなっています。またRSIが50ライン近辺を推移していることから方向感が定まっていないことが分かります。直近のドル/円は148.10-149.50円近辺のレンジ推移となっています。レンジをブレイクして新たな動きが出るのか、引き続き方向感のない展開となるか見極めていきましょう。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

10/12(木)
20:00 パネッタECB専務理事講演
20:30 ECB理事会議事要旨
21:00 メキシコ8月鉱工業生産
21:30☆米9月消費者物価指数
21:30☆米新規失業保険申請件数
23:00 ローガン米ダラス連銀総裁講演
24:00 EIA週間原油在庫統計
26:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
26:00 米30年債入札(200億USD)
27:00 米9月財政収支
29:00 コリンズ米ボストン連銀総裁講演
----- 石油輸出国機構(OPEC)月報
----- G20財務相・中央銀行総裁会議(~13日)

※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。