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ドル円:重要ポイントは146.20円!円安・ドル高トレンド変わらず押し目買い継続 6月27日(火)川合美智子

配信期間が終了しました。
最新動画は【外為マーケットビュー】で公開しています。

動画配信期間:2023/6/27~2023/7/11

月曜から金曜までの毎営業日、外為市場に長年携わってきた5人のコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。

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目次

0:00 昨日(6/26)の相場振り返り
0:30 ドル/円週足
3:45 ドル/円日足
5:34 ECBフォーラム開催
8:11 米10年債利回り日足
10:22 ユーロ/ドル週足
13:18 ユーロ/円月足
14:45 ユーロ/円週足 
15:30 ユーロ/円日足 
17:27 豪ドル/円日足
18:10 豪ドル/円週足 
19:24 豪ドル/円日足
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ドル円要約

ドルの上昇トレンド、円安・ドル高トレンドというのは全く変わらず。昨年10月に付けた151.95円という大きな天井ですが、これを基点とするレジスタンスラインから今上に抜けた位置をキープしています。それから、少し短いところでも、3月につけた129.64円を起点とするライン、これが今週は137.40-50円のところに位置しています。逆に言うと、この137円でも切れてこないと大きな調整にはならないということなんです。
もう少し短いところの下値抵抗の方もチェックしていくと、31週も62週も135円絡み、136円というところで中期トレンドもドル高・円安の流れにあるということは変わらない。ただ、129.64円を起点とする週足の上昇トレンドが、今週もう15週目に入っています。トレンド自体は非常に強いドル高・円安のトレンドではあるんですけれども、まあ、一相場の流れとすると、もうすでに15週目というところまで入ってきていますので、そろそろ高値警戒感っていうのに注意しなければならない。シカゴの投機筋の売りのポジションもですね、10万枚を超えていますので、だいたいまあ8万・5万を超えると少しややオーバーシュート、完全に10万を超えるとですね、ドル円の一相場としてはかなりオーバーシュートに入ってきてはいますので、そのあたりはトレンドの変化にも注意しつつ、これだけ上昇トレンド自体が強いので、目先は「ドルの押し目買い方針継続」という風にしています。

じゃあ、どこまで上昇するのかというと、今、140円の半ばを超えたところから一つまた新しい上昇トレンドが始まっているんですが、次のターゲットを見ると、10月の大きな陰線、これを超えるかどうかが一つポイントです。そのためにはドル強気の材料というのが必要かと思います。この大きな陰線が出たところでは、基本的にはアメリカのインフレ、これがずっと高かったんですけれども、ピークアウト制限が出たのが11月です。それと日銀の介入ですね。両方が重なって大きな陰線になっているというのがこの週足なんです。ですので、やはり日本の再度の介入警戒感、それからアメリカのインフレのピークアウト観測というのがちょうど大陰線のところで重なって出ていますので、この辺りは一つ材料的にも節目になるということかと思います。

日足で見ていきますと、このアメリカのピークアウト観測が出たっていうのが11月10日で146.20円が日足の高値でした。ですので、あったとしても146円ぐらい、一つオーバーシュートしても147円台というのは大きな壁になるっていう事ではあると思います。

それと、週足では137.40-50円のサポートポイントなんですが、日足では、3月24日につけた129.64円と5月11日に付けた直近の133.75円のドル安値、これを引いてきたところは137円台の後半にありますので、もう少し早くこれを切れるということになったら、短期トレンドが大きく変わるという風に見ていかなければいけません。

その前に、5月11日の調整下げが終了した時点133.75円、ここを起点とするサポートラインの下値抵抗は今日のところは141.30-40円。これをもし下に抜けて終わるようであれば、調整下げの動きということで、もう一段二段下げてくる可能性がありますので、日足の終値ベースで今日の中での重要ポイントになります。それとやはり意識すべきは、11月10日の高値146.20円。ここを起点として大きく落ちていますので、この上昇トレンド自体はまだまだ強い形にはなっているんですけれども、ここまで来るかどうかというところが直近の材料になるかと思います。

 
川合美智子氏
外国為替ストラテジスト
旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より、テクニカル分析の第一人者、若林栄四氏の下でテクニカル分析を研究、習得する。同行退職後、1998年まで在日米銀などでカスタマー・ディーラーや外国為替ストラテジスト、資金為替部長を歴任。現在は外国為替ストラテジストとして、テクニカル分析に基づく為替相場レポートを発信中。各種メディアへの出演も多数。
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