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豪ドル/円 今日の見通し「今週の重要イベント第二弾!FOMCで予想以上の利上げ示唆なら豪ドルは…?」2023/6/14

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オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

昨日から現在までの相場

・NY原油先物市場は反発。中国政府が利下げや景気刺激策を検討していると伝わったことが買い材料となった。終値は前日比+2.30ドルの1バレル=69.42ドル(6月13日)。

・6月6日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利を4.10%へと0.25%の利上げを実施した。

・5月31日に発表された豪4月月次消費者物価指数(CPI)は前年比+6.8%となり、前月の+6.3%からインフレは加速した。4月26日に発表された豪1-3月期CPIは前年比+7.0%となり、前四半期(+7.8%)から鈍化した。

・豪4月雇用統計が発表され、雇用者数は市場予想(2.50万人増)に反して0.43万人の減少だった。失業率は3.7%、労働参加率は66.7%となった(5月18日)。

今日のメインシナリオは

今週の重要イベント第二弾!FOMCで予想以上の利上げ示唆なら豪ドルは…?

本日はNY時間午後(日本時間夜中)に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催。政策金利のほかにも四半期に一度の経済・金利見通しが発表される。政策金利については据え置きが予想されている。昨日発表された米5月CPIが市場予想よりも低下していたことなどから、米連邦準備制度理事会(FRB)がこれまでの利上げの影響を見るためにいったん利上げを見送るとの見方からだ。注目は声明やパウエルFRB議長の定例記者会見、金利見通し(ドットチャート)などになる。市場はFRBがあと一回の追加利上げを織り込んでいる。声明等が、1回以上の追加利上げを想定させる内容となれば、米国の金融引き締めが長引くとの見方から株価が下落し、リスクオフの動きになると考えられる。その場合はリスクセンチメントに敏感な豪ドルは売られることになりそうだ。

この先の個別相場変動

■FOMCで今後1回以上の利上げが示唆される
⇒FRBの金融引き締めが長期化との見方が強まる
⇒米景気鈍化懸念が強まる
⇒米株価が下落
⇒豪ドルはリスクマインドに敏感
⇒豪ドルは売られる

豪ドル円 最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

米5月PPI
FOMC
中国、米国の株価動向

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円、豪ドル/米ドルともに雨。7時に豪ドル/米ドルのストキャスティクスで買いシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
 

nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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