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ヘッジファンドの動向は?「円ネットショートほぼ横ばい」【最新IMMポジション】2023/4/17

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読
み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットショートほぼ横ばい

▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットロング大幅に増加

▼IMMポジション ポンド/ドル
ポンドネットショート大幅に減少

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットショートほぼ横ばい】
4月11日時点で円のポジションは、ドルに対して5.7万枚の売り越し(ネットショート)。
ロング、ショートともに小幅の積み増しとなったことから、ネットショートは前週からほぼ横ばいとなった。
期間中のドル/円相場は、米景気後退(リセッション)を巡る過度の懸念が和らいだことで、133円台後半まで上昇。
米景気動向を見極めたいとの思惑もあり、投機筋のポジション構築は小幅に留まったようだ。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【ユーロネットロング大幅に増加】
4月11日時点でユーロのポジションは、ドルに対して16.3万枚の買い越し(ネットロング)。
ロングが大幅に積み増されたため、ネットロングは前週から約2.0万枚増加。
期間中のユーロ/ドル相場は、米景気後退懸念が和らいだことでドル買いが優勢となり、一時1.08315ドル前後へと下落。
米連邦準備制度理事会(FRB)と欧州中央銀行(ECB)の利上げペースの見通しの違いから、投機筋はユーロの下落局面を買い場と見たようだ。

ポンド/ドル

IMMポジション ポンド/ドル

ポイント

【ポンドネットショート大幅に増加】
4月11日時点でポンドのポジションは、ドルに対して0.2万枚の売り越し(ネットショート)。
ロングが積み増され、ショートが取り崩されたことから、ネットショートは前週から1.2万枚減少。
期間中のポンド/ドル相場は、米景気後退への懸念が和らいだことでドル買いが強まり、一時1.23435ドル前後へと下落。
そうした中でも、米国よりも英国の方が利上げを長期間継続するとの思惑から、投機家はポンド買いポジションを増やしているようだ。


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IMMポジション


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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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