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ドル円 一時133円後半へ この後23時に米3月ISM製造業景況指数の発表

 

ドル/円、原油価格急騰でドル買い・円売り強まる

前週末31日のドル/円は、週末・月末・四半期末のドル買いと米長期金利の低下を受けたドル売りが交錯し、方向感のないレンジ推移となっていました。

NY市場では米2月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)が市場予想を下回って伸びが鈍化したことで132.70円台まで急落しましたが、その後はすぐに買い戻されるなど底堅いものの、伸び悩む展開となっていました。

昨日4月2日には、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成するOPECプラスが日量116万バレルの追加減産を決めたことで原油価格が急騰しています。原油高が米長期金利の上昇圧力となり、本日のドル/円は、先週終値から40銭程ドル買い・円売りの水準で取引が開始されました。

ドル/円、米景気の行方に注目 本日米ISM発表

本日は原油高の影響などから日経平均株価が堅調で、ドル/円は一時133.76円と3月17日以来の高値を付けました。しかし、欧州勢が参入すると、調整売りが優勢となり132円台まで下落しています。

今夜は米3月ISM製造業景況指数に注目が集まります。低下傾向にあるISM製造業景況指数ですが、前回2月(47.7)は1月(47.4)から小幅ながら上昇しました。しかし、今回の予想は47.5と再び下落する見通しになっています。予想を下回る結果となれば米景気の先行き不安からドルは売られやすくなる一方で、予想に反して前回より上昇する結果となればドル買いが強まり134円台を視野に入れた展開も考えられます。


4/3(月)注目イベント
21:00 ブイチッチ・クロアチア中銀総裁、講演
22:45 米3月製造業PMI・改定値
23:00 米3月ISM製造業景況指数
23:00 米2月建設支出
29:15 クックFRB理事、講演



 



uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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