
午前の為替予想は… ドル/円、FOMCハト派利上げで上値重い 7月利下げ観測はさすがに行き過ぎ
作成日時 :2023年3月23日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
ドル円予想レンジ
130.200-132.100円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて急落した。FOMCは大方の予想通りに25bp(0.25%ポイント)の利上げを決めたが、声明から「継続的な利上げが適切になると予想している」の文言を削除。金利見通し(ドットチャート)でも政策金利のピークは5.125%との予想が維持された。「利上げはあと一回で打ち止め」とするFOMCのメッセージと受け止めた市場では、米長期金利が急低下するとともにドルが急落。FOMC前には一時133円台を回復するなど強含みで推移していたドル/円は、一気に131.01円前後まで下落した。
もっとも、米金利先物が7月FOMCにおける「25bp利下げ」を織り込んだ動きなどは、明らかに行き過ぎと見られる。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長はFOMC後の会見で、年内の利下げ転換は想定していないと明言している。今後、市場の利下げ観測は修正を迫られる可能性が高そうだ。本日のドル/円は上値の重い展開が見込まれるが、130円台に差し込めば押し目買いのチャンスと見ている。
今朝 最新のドル/円チャート

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外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。
