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ポンド/円3分早わかり「ポンド、買場探し?ハト派ムードに傾き過ぎか-英中銀金融政策委員会(MPC)」2023年3月23日発表

この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
平日21:00よりTEAMハロンズLIVE番組【実践リアルトレード】を配信しています。テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せしています。チャットでお受けしたご質問もお答えします。
お時間がありましたら、ぜひご参加ください!!
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ポンド、買場探し?ハト派ムードに傾き過ぎか-英中銀金融政策委員会(MPC)

動画要旨

英中銀金融政策委員会(MPC)

3月23日、英国で21時に、英中銀、金融政策委員会、MPCが開催され、金融政策が発表されます。

英国の中央銀行にあたるイングランド銀行は、年8回会合を開催し、経済状況を確認しながら金融政策を決定します。MPCは総裁、副総裁を含む計9名の委員で構成され、会合後には同時に議事要旨も発表されます。また、2月・5月・8月・11月には今後2年間のインフレ見通しや景気分析をまとめた金融政策報告を公表します。 

英中銀金融政策委員会(MPC)を見る上でのポイントは3つ

英中銀金融政策委員会(MPC)のポイント

1つ目は、2月MPCでは0.5%利上げが決定され、政策金利は4.00%となりました。票数は7対2の賛成多数でしたが、反対した2名はともに3.50%の据え置きを支持しました。

2つ目は、財政政策や金融政策を決める上での前提条件となるデータは改善です。表は英中銀と英予算責任局が作成した見通しですが、昨年11月時点と比べると、経済成長が上方修正されたほか、インフレ率は今後、急低下する見通しを示しています。

この見通しが正確であるなら、英中銀がまもなく利上げ打ち止め宣言を出ても不思議はありませんが、2月のCPIが加速する中で中銀がどのような認識を示すのか注目です。

3つ目は、据え置き予想も強いです。OIS市場では3月MPCの利上げ幅が21日の時点で、0.069%に留まっています。据え置きと、0.25%利上げの二者択一のケースで考えれば、据え置き予想は72%あることになります。

これは、米銀破綻などによる足元の金融市場への圧力が影響していると思われますが、金融システムが落ち着きつつある中、イギリスのインフレ動向を踏まえれば、OIS市場での据置き予想は行き過ぎている可能性があります。

ポンド/円の反応

英中銀金融政策委員会(MPC)

英中銀金融政策委員会(MPC)への反応
TEAMハロンズとしては、経済状況やインフレ動向を踏まえて0.25%の利上げに踏み切ると考えています。今月の利上げを十分織り込んでいない分、イベント直後はポンド/円は上向きで反応しそうです。また、利上げ打ち止め観測も後ろ倒しとなる可能性もあります。

もっとも、長期的には利上げ打ち止め観測が意識される中で、過度にタカ派なスタンスにはならないと見られ、ポンドの上昇幅も限定されそうです。

3分早わかり過去の結果

過去の3分早わかりの結果
※過去10回分を表示、更新日2023年3月21日
※この文章は情報提供を目的としており、見通しはあくまでも個人的な見解に基づいたもので、結果を保証するものではありません。投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

LIVE配信のご案内

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Teamハロンズ
円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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