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豪ドル/円 今日の見通し「好悪材料混在で決め手に欠く?豪ドル/円は方向感模索中」2023/2/27

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目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

豪ドルトレードをする上で確認しておきたい、ここまでの相場

・原油価格は続伸。ロシアが3月から原油の産油量を減産することのほかに、同月の輸出量を最大25%削減させると伝わったことが買い材料となった。終値は1バレル=76.32ドル(2月24日)。

・2月7日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。市場予想通りとなる0.25%の利上げを実施し、政策金利を3.35%とした。今後の利上げに関しては、「今後数カ月にわたって金利をさらに引き上げる必要がある」とややタカ派的となった。

・豪1月雇用統計は、雇用者数は市場予想(2万人増)に反して1.15万人の減少となったほか、前月分も2万人減に下方修正された。失業率は3.7%、労働参加率は66.5%とともに前月から悪化した(2月16日)。

・豪10-12月期消費者物価指数(CPI)は前年比+7.8%と予想(+7.6%)や前期(+7.3%)から上振れ。12月月次CPIは前年比+8.4%で、前月(+7.3%)からインフレは加速(1月25日)。

今日の豪ドルトレード メインシナリオ

好悪材料混在で決め手に欠く?豪ドル/円は方向感模索中

本日は豪州に注目の経済指標発表は予定されていない。先週末24日に衆院議院運営委員会で植田次期日銀総裁への所信聴取があり、「現在の金融政策は適切」と発言した。金融政策の早期修正への警戒は後退したことで円安に振れやすい地合いとなっている。

他方で、24日に発表された米国の個人消費支出(PCE)コアデフレーターが予想を上振れ、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締め長期化懸念が強まっている。金融引き締めが長引くことで、米景気が冷やされるとの懸念から、米国の株価指数は下押し圧力がかかりやすい状態となっている。これはリスクマインドに敏感な豪ドルにとっては下押し材料となる。

豪ドル/円にとっては上げ材料、下げ材料が混在しており、どちらかに大きく傾くような材料がない。本日も方向感の見出しにくい状態が続きそうだ。

この先想定できる相場変動シナリオ

■豪ドルの方向感を決める大きな材料がない
⇒豪ドル/円の買い材料、売り材料が混在している
⇒方向感が見出しにくい
⇒豪ドル/円は引き続きレンジ内での動き

豪ドル円 最新チャート分析

今後、豪ドルに影響を与えそうな注目経済指標・イベント

米国を中心とした動向

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は雨、豪ドル/米ドルは晴れ。8時に豪ドル/米ドルのボリンジャーバンドとストキャスティクスで買いシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

    • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
    • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
    • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

「短期トレード 速攻チャージ 豪ドル」について

豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、FX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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