読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ドル/円:ドル強気。一段の上昇へ。139円台はまだ壁。134円割れで終えた場合は 下値リスクが点灯。

ドル/円:ドル強気。一段の上昇へ。139円台はまだ壁。134円割れで終えた場合は 下値リスクが点灯。

直近の日足は高値引けの大陽線が出てこの足が135円台の抵抗をしっかりクリアしており、短期トレンドは新たな上昇トレンド入りした状態にある。137.50~138.50ゾーンには強い上値抵抗が控えているが、どこまでクリア出来るかトライする動きが強まろう。短期トレンドは“ドル強気”の流れにあり、134.00を割り込んで終えない限り変化しない。日足の上値抵抗は137.00-10,137.50-60,138.10-20,138.80-90に、下値抵抗は135.60-70,135.00~135.20,134.60-70,134.00±10銭にある。21日移動平均線は132.40に位置しており、短期トレンドは“ドル強気”の流れにあるが、120日、200日線は138.31と137.09に位置しており、短期的な上値抵抗として働く可能性を示唆している。 一方週足は2手連続陽線引けとなり、下値を急角度で切り上げている。135.00~20にあった週足の抵抗をしっかり上抜けており、短期的には新たな上昇トレンド入りした可能性が高い。今週は一段の上昇に繋がる可能性が高くドルの押し目買い方針継続としたい。但し、138円台に中期的な上値抵抗が控えており、上抜けても押し戻される可能性が高いと見ている。このラリーでの上値余地は138円台、吹き値があった場合でも139.20~139.40に留まると見ている。今週の週足ベースで見た上値抵抗は、137.00-10,138.10-20,139.20~139.40に、下値抵抗は135.50-60,135.00-10,134.60-70,132.90-00にある。可能性が低いと見るが、133.00以下で越週した場合は短期トレンドが変化して130.00前後の足元を固め直す動きが強まり易くなる。31週移動平均線は137.68にあり上値を抑え込んでいるが、62週線は130.94に位置しており、下値を支えた状態にある。 今週の戦略は、ドル買いは135.80-90で押し目買い。下値余地を135.50-60近辺まで見ておく必要がある。損切りは134.90で撤退。ドル売りは今週いっぱい様子見か139.20-30の吹き値があれば売り向かい。損切りは139.60で浅めに撤退としたい。 上値は、136.60-70,137.00-10,137.50-60,127.80-90,138.10-20,138.50-60,138.80-90,139.20~139.40に強い抵抗があるがどこまでクリア出来るかトライする動きが継続しよう。138.10-20超えから厚くなる上値抵抗にも要注意。下値は、136.10-20,135.80-90に軽い抵抗が、135.60-70,135.30-40,135.00-10,134.60-70に強い抵抗が出来ており、下値余地が限られる展開が予想されるが、134.50割れを見た場合は“ニュートラル”に変化、134.00-10の抵抗を割り込んで終えた場合は短期トレンドが“やや弱気”に変化して下値余地がさらに拡がり易くなる。133.00を割り込んで越週した場合は、“ドル弱気”に変化して130円前後まで続落し易くなる。

ドル/円【日足】期間:2022/06/23~2023/02/24(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)


ドル/円【週足】期間:2020/01/10~2023/02/24(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

ユーロ/円:上値トライの動きが継続。144.50円超えで終えれば一段の上昇へ。 142.00以下で終えた場合は下値リスクが点灯、139.50割れで終えるか、 139.80以下の越週で“弱気”に変化。

直近の日足は陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げている。短期トレンドは強い状態を維持しているが、週足の形状が安定していないことや、対ドルでのトレンドがまだ弱いことから、上下動を繰り返す可能性も高いと見られる。144.40-50に日足の上値抵抗が控えているが、これをしっかり上抜けて終えれば一段の上昇へ。逆に上値トライに失敗して142円を割り込んで終えた場合は140~141円台の足元を固め直す動きが強まり易くなる。可能性が低いと見るが139.50以下で終えた場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化して下落余地が拡がり易くなる。日足の上値抵抗は144.00-10,144.40-50,145.00-10,146.10-20に、下値抵抗は143.40-50,142.90-00,142.40-50,142.00-10にある。21日、120日、200日移動平均線は、142.11,142.94,141.46に位置しており、短期トレンドは“ユーロ強気”の流れを維持している。 一方直近の週足は実体が小さく下ヒゲのやや長い陽線引けとなり、小幅続伸して越週している。上値トライの流れを変えていないが、週足ベースで見た強い上値抵抗が144.20-30に控えており、これをしっかり上抜けて越週するまでは下値リスクにも注意する必要がある。また139.80-90に週足ベースで見た強い下値抵抗があるが、139.80以下で越週した場合は、“ユーロ弱気”に変化して下値余地がさらに拡がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は、前述の144.20-30と146.10-20,147.10-20に、下値抵抗は142.50-60,140.60-70,139.80-90にある。31週、62週移動平均線は141.66と138.14に位置しており、トレンドをサポートしている。 今週の戦略は、ユーロ買いは143.00-10の押し目待ち。下値余地を142.70近辺まで見ておく必要がある。損切りは142.40で撤退するか、深い場合は“ニュートラル”な状態に戻す141.90に置く必要がある。売りは様子見か135.10に損切りを置くなら144.40-50で軽く売り向かい。 上値は、144.00-10,144.40-50に強い抵抗があるが144.50超えで終えれば下値リスクが後退して145.00-10,145.40-50,145.80-90,146.10-20にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、143.40-50,143.00-10,142.70-80にやや強い抵抗が出来ており、下値余地が限られる展開が予想されるが、142.40-50,142.00-10の抵抗を全て下抜けて終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクがやや高くなる。さらに141.50-60,141.00-10,140.40-50,139.90-00,139.40-50の抵抗を全て下抜けて終えた場合は、“ユーロ弱気”に変化して下落幅拡大に繋がり易くなる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2022/08/09~2023/02/24(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

© 2023WFXA
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。