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直前チェック!メキシコ中銀理事会のポイント【知っトク!メキシコペソ】2023/2/9

高金利通貨としての優位性は揺るがず【知っトク!メキシコペソ】2023/2/9

新興国通貨であり、アメリカ経済との親和性の高いメキシコペソについて、投資に役立つ「知ってトクする」情報をまとめました。

執筆:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

メキシコ中銀、9日に政策金利を発表

メキシコ中銀は9日に政策金利を発表する。市場は10.75%への利上げを予想しており、利上げ幅は前回の50bp(0.50%ポイント)から25bpに減速するとの見方で一致している。中銀が1月5日に公表した昨年12月会合の議事録では、今後の方針について「委員会は次回会合(※2月9日)で、利上げがなおも必要かを検討する。その後は、さらに政策金利の調整が求められるか、また調整のペースは適切かを、全般的な条件に基づいて検証していく」と説明した。

焦点は利上げ打ち止めを示唆するか

こうした中、今会合では中銀が利上げの打ち止めを示唆するかどうかが最大の焦点となろう。短期的なペソの動きとしては、打ち止め示唆なら下落、利上げ継続示唆なら上昇と、比較的素直な反応が見込まれる。もっとも中銀は、仮に利上げ打ち止めを示唆するにしても、同時に政策金利をしばらく高水準に維持する方針を示すと考えられる。依然として高水準のインフレ率が、この先目標に向けて低下していくのかを見極めるべく様子見フェーズに入ると見られるためだ。メキシコの政策金利は今回10.75%になる見通しで、他の多くの国より高い。これが当面低下することはないと判明すれば、ペソの高金利通貨としての優位性も揺らぐことはないだろう

メキシコペソ/円(MXN/JPY) 日足:6.9円台で推移

MXN/JPY 日足



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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。