読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

オージー/円 対円で買うとしたらオージー円・・・ 

今週の注目通貨ペアはこれだ!


■  オージー/円 対円で買うとしたらオージー円・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。何と言っても月曜日の陽線の威力が凄まじく、18日の長い上ヒゲを完全にカバーしてしまいました。これを見て売り方が買い戻しスタンスに転じたのでしょうか、火曜日以降も下値リスクをほとんど感じさせることなく上値追いの動きが続き、実体線はいよいよ長期の移動平均線水準を回復するところまで戻してきました。
移動平均線は、短期・中期の上昇が目立つ状況となっています。短期・中期の移動平均線が鋭くデッドクロスを形成し、実体線は短期の移動平均線の上側を這うような動きで上値追いを実現しています。また、実体線がこのまま値持ちすれば短期・長期の移動平均線のゴールデンクロスも実現の可能性が高く、MACDのゼロライン越えと相まってチャートの改善が目覚ましい状況と言えそうです。
今週は、買い先行スタンスで臨みたいところです。先週の動きを見る限り、売り方の買い戻しが進んでいないことに加えて、新規の売りも少なからず持ち込まれていて、買い物し圧力という点ではかなりは大きなものを秘めているような気がするのです。下向き推移を継続してきた長期の移動平均線もいよいよ横這い推移となり、実体線が上値追いの動きを見せると上昇基調に転じる可能性も感じさせます。妙に弱気になる必要はないかもしれません。


その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 買いにくいが売られるわけでもないのか・・・ 
先週は、火曜日に高値を付け、木曜日に安値を付ける展開でした。週間を通じた上下の値幅は2円強ということで、ボラティリティがかなり落ちてきている様子がチャートからも見て取れます。日々のローソク足の胴体部分が130円を挟んだ形で推移していて、おそらく先週末のレベルが現状、居心地のよい水準ということなのでしょうね。また、何となくですが、12日の陰線と18日の長い上ヒゲを気にしているのかもしれないなという印象を受けます。
今週は、まずは様子を見るよりありませんが、やはり中期・長期の移動平均線が下向き推移を継続していることを重んじると、買い先行スタンスは取りにくいような気がします。一方で、下側についても明確に下落トレンドに入る可能性がないと売りでインしにくい気がします。ただ、先々週の金曜日の安値を一気に下回ってくるような展開が見られるようであれば、そこはすかさず売り先行スタンスをとりたい感じがしています。

■ ユーロ/円 下値不安は小さいと読むが・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、水曜日に高値を付ける展開でした。先々週の終わりのムードを受けて週初は陽線で始まりましたが、水曜日に高値を若干更新した後は落ち着いた動き、週末にかけても141円台から上下に大きく逸脱することもなく、ゆらゆらとした値動きを続けました。週間を通じた上下の値幅も2円を下回り、少しだけ値動きが乏しくなってきた印象を受けます。
今週は、なかなか難しいところですが、先週の取引価格帯が先々週の取引価格帯の上側に位置していることを考えると、やはり気持ち上値追いの動きに賭けてみたい感じがしています。ただ、先週後半は上値を徐々に切り下げる展開になっていますし、イメージとしては先週の高値を超えてくるようなら短期勝負で買い先行スタンス、下落あるいは横這うようなら見送りが賢明のような気がします。明確な相場観を打ち立てにくい状況と言えると思います。

■ ポンド/円 下値を徐々に切り上げてきた・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、水曜日に安値を付ける展開でした。先々週の終わりの雰囲気を受け、週初は買い先行で始まりましたが、なかなか月曜日の高値を超えることができず、結局月曜日の高値が週間の高値となりました。ただ、先週後半は下値を徐々に切り上げる動きが続いていますし、取引価格帯そのものが高い位置をキープしていることを考えると、上値が重いからと言って、それほど弱気になる必要はないような気はしています。
今週は、若干ですが買い先行スタンスで臨みたい感じがしています。18日の上ヒゲの抵抗感は全く感じられなくなっていますし、ユーロ円のチャートと対比しても、12日の陰線を完全にカバーしている点は、ユーロ円よりもポンド円を買う大きな動機付けになるような気がしています。もちろん、上側には長期の移動平均線が悠然と待ち構えていますので、一気に大陽線が出るようなシナリオは考えにくいのですが、低いボラティリティでジリ高を演じるようであれば、下値リスクはあまり大きくないかもしれませんね。

■ ユーロ/ドル 緩やかな上昇トレンドなのだが・・・ 
先週は、火曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。 週間を通じた上下の値幅が徐々に狭くなってきている様子がチャートからも窺えます。また、日足の胴体部分の大きさが極めて小さく、値動きが乏しい割に上ヒゲ・下ヒゲの長さが相対的に目立つというのが今のチャートの特徴と言えそうです。つまり、上を追っても下を叩いても結局のところは戻ってしまい、寄り付きと終値の安定感だけが目立つ状況となっています。
今週は、ポジショニングとしては買い先行で臨まざるを得ないと思います。先週金曜日こそ実体線が短期の移動平均線水準を下回っていますが、先週木曜日までの推移を見てみると、概ね実体線は短期の移動平均線の上側で推移していたからです。ボラティリティの低下が著しく、上値追いの動きを見せたとしてもじり高がせいぜいだと思いますが、下値では売り方の買い戻しが見込まれ、大きく崩れるリスクはあまり大きくないような気がします。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

 

※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。また、本レポートに記載された意見や予測等は、今後予告なしに変更されることがございます。なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、株式会社チャートリーディングならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。