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ドル/円:一方向へ抜け出す可能性に注意。131.10超えの越週で“ドル強気”に変化。 129円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、128.00割れで終えた場合は “ドル弱気”に変化して一段の下落へ。

 

 

ドル/円:一方向へ抜け出す可能性に注意。131.10超えの越週で“ドル強気”に変化。 129円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、128.00割れで終えた場合は “ドル弱気”に変化して一段の下落へ。

直近の日足は前日足から下寄りした位置に実体が小さい陽線が入り込んでいる。上下の攻めにも失敗しているが、値動きが収縮し始めており、今週中にも一方向へ抜け出す可能性に注意する必要がある。現状は上値トライの可能性を残しているが、昨年10月に付けた151.95を基点として上値を切り下げる流れから抜け出せない状態にあることから、下値リスクにも注意する必要がある。また、129.00-10の抵抗を守り切れずに終えた場合は下値リスクが点灯、128.00割れで終えた場合は“ドル弱気”に変化して125円方向への一段のドル下落に繋がり易くなる。逆に130.50超えで終えれば日足の形状が改善して131.00-10の週足の抵抗をトライする動きへ。日足の上値抵抗は130.20-30、131.00-10、131.90-00、132.40-50に、下値抵抗は129.20-30、128.40-50、128.00-10、127.20-30にある。21日移動平均線は130.42に位置しておりこれを上抜け切れておらず下値リスクを残している。また、120日、200日線は139.32と136.76にあり、中期トレンドは“ドル弱気”の流れに変わりない。 一方直近の週足を見ると、小幅続伸となったが上ヒゲがやや長く、上値トライに失敗して押し戻された形で終えている。前週の陽線の上ヒゲも長く上値トライに失敗していることや、10月に付けた151.95を基点として上値を切り下げる流れからも上抜けておらず、下値リスクを残した状態にある。現状は1/16に付けた127.23で底打ち、反転の流れにあるが、128円割れで越週した場合は、立上げの可能性を打ち消して、125円方向への新たな下げトレンド入りの可能性が点灯する。但し124~125円台は長期的な下値抵抗が厚いポイントであることから、122円を割り込んで越週しない限り、押しは一旦買い場となる可能性が高い。今週の週足ベースで見た上値抵抗は131.00-10、132.00-10、133.20-30に、下値抵抗は129.00-10、128.00-10、126.30-40にある。31週移動平均線は138.09に位置しており、上値を抑え込んでいるが、62週線は129.65にあり、短期トレンドをサポート中。但し、日足が129円割れで終えた場合は下値リスクがやや高くなる。 今週の戦略は、ドル買いは129.40-50で押し目買い。損切りは128.90で浅めに撤退。128円割れで終えた場合は、短期戦略をドルの戻り売り方針に転換。ドル売りは130.10-20で軽く売って130.70で撤退するか、131.00-10の戻り待ち。この場合の損切りは131.60で撤退。 上値は、130.10-20、130.50-60にやや強い抵抗が出来ているが、これを上抜けて終えた場合は日足の形状が改善して週足の上値抵抗ポイントである131.00-10をトライする動きへ。この上の抵抗は131.00-10、131.50-60、131.90-00、132.40-50。131円台を維持して越週した場合は、短期トレンドが“ドル強気”に変化して上値余地がさらに拡がり易くなる。下値は、129.50-60、129.20-30、129.00-10にやや強い下値抵抗があるが、全て下抜けて終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯、128.00を割り込んで終えた場合は“ドル弱気”の流れに戻して124~125円方向への一段のドル下落へ。但し、このレベルは長期的な下値抵抗ポイントであり、簡単には下抜けそうもない。

ドル/円【日足】期間:2022/05/26~2023/01/27(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)


ドル/円【週足】期間:2019/12/13~2023/01/27(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

ユーロ/円:反発余地を探る動きが継続中。上値抵抗にも注意。142.00超えで終えれば一段の 上昇へ。140円割れで下値リスクが点灯、138円割れで終えた場合は一段の下落へ。

直近の日足は実体の小さい陰線引けとなり、続伸に繋げられずに終えている。下げエネルギーの強いものではなく、上値トライの可能性を残しているが。昨年10月に付けた148.40を基点として上値を切り下げる流れから上抜け切れておらず、142.00超えで終えるまでは上値余地も拡がり難い状態にある。また、140.00-10の抵抗を下抜けて終えた場合は“ニュートラルから若干弱気”の流れに戻して138~139円台の足元の強さを確認する動きが強まり易くなる。さらに、138.00を割り込んで終えた場合は、“ユーロ弱気”に変化して、一段の下落に繋がり易くなる。逆に142.00超えで終えれば強い上値抵抗を抜けた反動で上値余地がさらに拡がり易くなる。この場合でも145.50-60に日足、週足の抵抗があり、これをしっかり上抜けて終えるまでは下値リスクを残すことになる。日足の上値抵抗は141.70-80、142.40-50、143.60-70に、下値抵抗は140.50-60、140.00-10、139.10-20、138.00-10にある。21日移動平均線は140.42に、120日、200日線は142.38と140.86に位置しているが、これらが収束し始めており、そろそろどちらかに離れる可能性にも注意する必要がありそうだ。142円台乗せで終えれば145円方向へ、逆に138円割れで終えた場合は135円方向への一段の下落リスクに要注意。 一方直近の週足を見ると、実体が小さく上ヒゲのやや長い陽線引けとなった。小幅続伸して越週したが、この足が上値トライに失敗して押し戻された形で終えており、単体では下値リスクを残したものであること、10月に付けた148.40を基点として上値を切り下げる流れから上抜けていないことから、上値を追い切れずに反落する可能性にも注意する必要がある。今週の週足ベースで見た下値抵抗が138.40-50にあるが、これを割り込んで越週するか日足が138円を割り込んで終えた場合は、短期トレンドが変化して下落幅拡大に繋がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は141.80-90、143.00-10、143.90-00に、下値抵抗は140.00-10、138.50-60、136.20-30にある。31週、62週移動平均線は141.31と137.22にあり、このレンジ内に収まっているが、142円超えで越週すれば一段の上昇へ、逆に138円を割り込んで終えた場合は、新たな下げトレンド入りの可能性が高くなる。 今週の戦略は、ユーロ買いは140.50-60で押し目買い。損切りは139.90で撤退。ユーロ売りは141.70-80で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を142.20近辺まで見ておく必要がある。損切りは142.50で一旦撤退。また、損切りが付かない場合でも日足が142.00超えで終えた場合は、売りは一旦撤退して様子見としたい。 上値は、141.30-40に軽い抵抗が141.70-80,142.20-30にやや強い抵抗が出来ているが、142円台を維持して終えれば日足の形状が改善して上値余地がさらに拡がり易くなる。この上の抵抗は142.40-50、143.00-10、143.40-50、144.00-10。下値は、140.80-90、140.50-60、140.00-10にやや強い抵抗があるが、140円台を維持出来ずに終えた場合は下値リスクが点灯して139.60-70、139.10-20、138.70-80、138.30-40、138.00-10にある下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。さらに138円台を守り切れずに終えた場合は“ユーロ弱気”に変化して一段の下落リスクに注意が必要となる。下値抵抗は137.30-40、136.60-70、136.10-20、135.50-60。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2022/07/12~2023/01/27(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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