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ドル円一時129円台 大変動後のもみ合い経て強含み

ドル円一時129円台

19日のドル円は128円台を中心に推移し方向感に欠ける動きとなりましたが、本日になり上昇し一時129円台となりました。

ドル円は18日の日銀会合を受けて急伸した後、米経済指標の悪化を受けて127円台半ばまで反落していましたが、ドルの買い戻しが入り19日未明には128.95円台まで強含みました。

しかし上値は重く、午後にかけて軟化し15時半頃には一時127.75円台まで下落しました。ドル売りが一巡すると再び上昇し、22時半頃に複数の米指標が発表されると、新規失業保険申請件数が予想を下回ったことなどを受けて一時128.80円台までドルが買われました。

その後本日朝にかけて横ばいで推移しましたが、ドルを買い戻す動きが強まり14時頃には一時129円台まで上昇しました。

ドル円、日銀緩和策修正の観測根強く神経質な展開続く

19日のドル円は日銀会合を受けての急伸から反落の流れが落ち着き、大きな方向感が出ることなく推移しましたが、本日にはドルの買い戻しが強まり一時129円台まで上昇しました。

日銀会合で緩和政策の維持が決定したことを受け、市場ではあらためて日米の金利差が意識されて一時大きく円安が進みましたが、今後日銀が緩和策を修正するとの観測は依然として根強く、ドル円は神経質な展開が続きそうです。

来週には日銀会合の議事要旨が公表されるほか、米GDPや米12月個人消費支出(PCE)といった重要指標が発表予定となっており、アメリカの景気後退を示す結果となれば再び円高ドル安の動きが強まることが予想されます。

 



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