週初の2020年2月以来のドル安ペソ高から調整、買われすぎ警戒=メキシコペソ
週初に18.50ペソ台と2020年以来のドル安ペソ高を付けたドルメキシコペソ。ペソの買われすぎ警戒などから、その後はペソ安に転じている。午後には一時19.10ペソ台を付けた。その後は少し調整。
経営危機が報じられていたブラジル小売り大手アメリカナスは19日に会社更生法を申請した。負債額は約1兆円に上ると見られ、ブラジル史上4番目の大きなものとなる。この動きへの警戒感からレアルも朝方売りが出たが、その後レアル買いが強まった。
ペソ円はドル円の127円台からの買い戻しに一時6円80銭を超えたが、その後のペソ安基調に上値を抑えられた。
MXNJPY 6.762
(配信:みんかぶFx 2023/1/20(金) 7:22)
最優遇貸出金利は予想通りの据え置き=中国人民元
10時15分に発表された中国最優遇貸出金利(ローンプライムレート)は、大方の予想通り5か月連続での据え置きとなった。中国当局の景気支援姿勢から、今後の利下げがありうるとの見方があり、5年物に関しては一部で今回引き下げるのではとの思惑も出ていたが、春節による大型連休を明日から控える中で今日の利下げはタイミングが悪すぎるとの見方が一般的になっていた。
ドル人民元は6.77台での推移。今週初めに昨年7月以来のドル安元高圏となる6.69台前半を付けたドル人民元は、その後元安の流れが強まり、6.79に迫った。高値からは調整が入っており、少し落としての推移となっている。
対円ではドル円の買いもあって19円台に一時乗せている。
CNYJPY 18.998
(配信:みんかぶFx 2023/1/20(金) 11:03)
昨日の利上げ休止は市場予想通り=ノルウェークローネ
ノルウェー中央銀行は昨日の会合で政策金利を2.75%で据え置いた。昨年6月以降5会合連続で金利を引き上げていたが、いったん利上げを休止した形。もっとも、同行は2021年9月に他の先進国の中銀に先駆けて利上げを実施した後、一会合据え置きで次に利上げという形で昨年5月までゆっくりとした金利の引き上げを見せており、今回の据え置きも利上げの終了ではなく、これまでの効果を確かめるためで、3月の会合での利上げが見込まれている。
市場は据え置きを完全に織り込んでおり、目立った反応は見せなかった。ドルクローネは9.80割れで買いが入る流れもあって、18日NY午後のドル高局面で9.7744クローネから9.96クローネ台後半まで上昇した。その後は基本的にもみ合いとなっているが、昨日のNY原油の上昇もあり、若干クローネ高。
USDNOK 9.8963
(配信:みんかぶFx 2023/1/20(金) 15:27)
ドルリラは18.80前後での推移続く=トルコリラ
トルコ中銀は昨日の金融政策委員会で2カ月連続となる政策金利の9%での据え置きを決めた。市場の見通しは据え置きでほぼ一致していたため、目立った反応は見られなかった。ガイダンスでは今後の政策金利見通しへの方針を示していない。
ドルリラはじりじりとしたドル高リラ安の流れが続いている。相場自体は落ち着いているが、ここからのリラ買いの材料は見えず。
USDTRY 18.798
(配信:みんかぶFx 2023/1/20(金) 16:35)
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