豪ドル/円 今日の見通し「翌日に米CPIを控え市場は様子見ムード。豪ドル/円は小動きか?」2022/12/12

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
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目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・原油価格は5日続落。世界的な景気悪化懸念が原油需要を減退させるとの思惑が引き続き売り材料となった。一時1バレル=70.08ドルまで下落し、連日の年初来安値を更新している。終値は1バレル=71.02ドル(12月9日)。

・12月6日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。市場予想通りとなる0.25%の利上げを実施し、政策金利を3.10%とした。今後の利上げペースに関してはデータ次第とした。

・11月17日の豪10月雇用統計は、失業率が3.4%に低下して48年ぶりの低水準だった7月に並んだ。また、新規雇用者数は3.22万人増加して市場予想(1.50万人増)を上回った。豪11月雇用統計は12月15日発表。

・11月16日に発表された豪7-9月期賃金指数は前年比+3.1%と予想の+3.0%を上回り、4-6月期の+2.6%から伸びが加速した。

・11月15日にRBAが発表した議事要旨では、住宅市場の悪化を警戒しつつ、利上げ幅を0.25%に留めたことが明らかになった。

今日のメインシナリオ

翌日に米CPIを控え市場は様子見ムード。豪ドル/円は小動きか?

①金曜日に発表された米11月卸売物価指数(PPI)は予想を上回る結果となり、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めの長期化懸念が高まった。これにより米国株は下落している。
②根強い世界景気の悪化懸念により、原油価格は連日の年初来安値を更新している。

これらは通常なら豪ドル売りの材料とみなされがちだが、金曜日は違った。米PPIは予想を上回ったものの、6月から続く鈍化傾向は継続している。また、中国当局のゼロコロナ政策の一部緩和による、中国経済の回復期待が根強いため、豪ドルが底堅い動きをしたとみている。
今週は米11月CPI(13日)と米連邦公開市場委員会(FOMC、15日)と市場の注目を集めるビッグイベントが予定されている。また、欧英でもCPIと金融政策決定会合が予定されているイベントフルな週となっている。その中で、本日は比較的に重要経済指標の発表が少ないため、様子見ムードが高まりそうだ。

個別の想定シナリオ

■翌日に米11月CPIが予定されている
⇒結果を見極めたいため、様子見ムードが強まる
⇒豪ドル/円は上下ともに小動き

チャート分析

今後の注目材料

世界的な株価動向

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外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り空に太陽が覗き、豪ドル/米ドルは雨。8時に豪ドル/円のボリンジャーバンドで売りシグナルが点灯。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
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