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メキシコペソ今後の見通し「メキシコも利上げ幅縮小の可能性浮上!メキシコペソは短期的には調整もある?」 2022年12月9日

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買いどき?指数はメキシコペソの上昇・下落のパワーを視覚化したものです。ミニマム(MIN)はポジション保有は慎重に、マックス(MAX)はポジション保有の好機、を表しています。現況のマーケットを俯瞰しての分析であり、投資の判断はご自身でおこなっていただけます様、お願いいたします。

高金利通貨であるメキシコペソについて、中長期にわたり買いポジションを保有する視点で、現在を分析します。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka

メキシコペソ/円 上昇・下落のパワーバランス

メキシコペソ/円をトレードするうえで重要となる経済指標やイベントを個別に点検します。

メキシコの失業率は2カ月連続で改善

10月の失業率は3.30%に改善。2022年4~8月に5カ月連続で悪化した後に2カ月連続の改善となった。

メキシコの政策金利はついに10%に

メキシコ中銀は11月10日に0.75%の利上げを実施した。0.75%利上げは4会合連続。2021年6月以降12会合連続で合計6.00%の利上げを実施し政策金利は現在10.00%となった。次回会合は12月15日、市場は0.50%に利上げ幅縮小を予想している。

メキシコのインフレは鈍化傾向もまだ高い

12月8日に発表されたメキシコの11月消費者物価指数(CPI)は前年比+7.80%となり、前月からインフレは鈍化となった。

IMFが2023年の成長率予想を下方修正。資源国通貨メキシコペソにとってはネガティブ要因

10月11日に国際通貨基金(IMF)が世界経済見通し(WEO)で2023年の世界の成長率予測を下方修正した通り、世界的な経済減速懸念は根強い。資源国のメキシコから見ると資源価格の下落はマイナス材料。

パワーバランス まとめ

メキシコ中銀は政策金利を10.0%まで利上げした。11月のCPIが7.8%と依然として高水準だが、若干ながらインフレ鈍化の兆しを見せている。失業率の改善がポジティブ要因。世界経済の減速懸念はメキシコペソにとってネガティブな材料となる。主要貿易相手の米国経済にも減速懸念が台頭していることが懸念材料。

メキシコペソ/円、いまが買いどき?

メキシコペソの買いどき指数は60%

国内の高インフレからメキシコ中銀は利上げサイクルを継続。上伸するインフレ率を背景に4会合連続で合計3.00%もの大幅利上げを実施。今年4月~8月まで、5カ月連続でじりじりと悪化していた失業率だったが、9月以降2カ月連続で改善していることはポジティブ要因。世界の主要国がこぞって利上げ(金融引き締め)を実施し、世界経済の減速懸念が高まっていることが懸念点。年末を控えたポジション調整もあり得る。

買いどき?指数はメキシコペソの上昇・下落のパワーを視覚化したものです。ミニマム(MIN)はポジション保有は慎重に、マックス(MAX)はポジション保有の好機、を表しています。現況のマーケットを俯瞰しての分析であり、投資の判断はご自身でおこなっていただけます様、お願いいたします。

 

最新のメキシコペソ/円チャート

最新のメキシコペソ円のチャート

経済指標予定

12月12日 21:00 メキシコ10月鉱工業生産
12月15日 28:00 メキシコ中銀オーバーナイト・レート(政策金利)発表
12月20日 21:00 メキシコ10月小売売上高

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店頭FX(外国為替保証金取引)における新興国通貨取引のリスクについて
当社取扱通貨のうち、いわゆる新興国通貨に分類されるトルコリラ・南アフリカランドおよびメキシコペソ(MXN)はインターバンク(銀行間為替市場)における流動性が主要国通貨に比べ相対的に低く、経済指標発表のみならず金融政策変更やその他政治的要因、さらには地政学的リスク等の要因による突発的な相場急変動が起こりやすい環境下にございます。また、こうした急変動時には実勢インターバンクレートのスプレッド(BidとAskの差)も平常時に比べ大幅に拡大する傾向にあり、その場合には当社でもやむなく提示スプレッドを一時的に拡大することがございます。あわせて、相場状況により「ダイレクトカバーの対象となる注文」の基準Lot数(最低数量)を一時的に変更する場合がございますので、あらかじめご承知おきくださいますようお願いいたします。これら新興国通貨のお取引、およびこれらを対象とするキャンペーンへのご参加に際しては、以上につきあらかじめご留意のうえ、ポジション保有時、特に法人会員様の高レバレッジ取引における口座管理には十分ご注意くださいますようお願い申し上げます。以上の新興国通貨それぞれのリスク、および直近時点でのリスクレポートにつきましては、こちらのページをご参照願います。
新興国通貨が高金利である理由について
新興国に分類される国々は概して政治リスクや財政リスクが先進国よりも高く、したがってその経済的信用度は相対的に低い水準にあります。こうした条件下では海外投資家の資金を呼び寄せられず、経済発展の支障となるため、金利を上げたり税金を安くしたりすることで、信用度の低さを補いうる投資環境を構築しようとします。そのため新興国通貨は一般に先進国通貨よりも高金利となる傾向にありますが、前述したように各種リスクが高い水準にあることから、長期的には先進国通貨に比べて価値が下がる(=通貨が下落する)条件を備えているともいえます。
 

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中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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