今日のポンド/円見通し 「ポンドはMPC委員の発言に注目!米感謝祭休暇で動意は薄い?」トレード戦略 2022/11/24

ポンドのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
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目次 

今日のポンド トレードシナリオ

ここまでの相場

・英11月製造業/サービス業購買担当者景気指数(PMI、速報値)はそれぞれ、46.2、48.8となり前月から横ばい。予想(45.8、48.0)を上回ったことがポンド買いの要因となった(11月23日)。

・英10月小売売上高(除自動車燃料)は前月比+0.3%と予想の+0.6%には届かなかった(11月18日)。

英10月消費者物価指数(CPI)は前年比+11.1%(予想+10.6%)と約41年振りの高水準となった(11月16日)。

・11月15日に発表された、英7-9月失業率(ILO方式)は3.6%と前回(3.5%)から低下。賃金上昇率(除賞与、3カ月平均、前年比)は+5.7%と堅調な伸びを継続していた。次回は12月13日発表。

・英7-9月期国内総生産(GDP、速報値)は前期比-0.2%と予想(-0.5%)を上回った。同時に発表された英9月月次GDPは前月比-0.6%(予想:-0.4%)となり2カ月連続のマイナス成長となった(11月11日)。

・11月3日にイングランド中銀(BOE)は0.75%の利上げを実施し、政策金利を3.00%とした。金融政策委員会(MPC)メンバーの9人中2人がそれぞれ0.25%と0.50%の利上げ支持

今日のメインシナリオ

ポンドはMPC委員の発言に注目!米感謝祭休暇で動意は薄い?

昨日は、英11月製造業/サービス業PMIが予想を上振れたことでポンド買いとなった。また米連邦準備制度理事会(FRB)が12月に利上げ幅を縮小するとの思惑が全般的な米ドル売りにつながったことも、ポンド買いの一因となっている。

本日は米国が感謝祭でNY市場では株式、債券市場が休場となるため、外国為替市場も次第に動意が薄れ方向感に欠ける動きとなることが予想される。その中で複数のMPC委員の発言が予定されているため、発言内容に注意したい。
英国経済は景気減速期に差し掛かっている。昨日の製造業PMIは市場予想を上回ったが、前月からは横ばいとなっている。また、インフレが鈍化の兆しを見せていないことから、BOEは大幅利上げを継続するとみられている。現時点では米国の利上げ幅縮小の可能性が市場の注目を集めており、対米ドルでのポンド買いがポンド/円を支えている。しかし、英国の景気先行きを考えると、いつポンド売りが再開してもおかしくない状況にある。

個別の想定シナリオ

■米国は感謝祭で株式、債券市場は休場
⇒NY時間は市場参加者が減少
⇒方向感が出にくい

チャート分析

注目材料

MPC委員の発言

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
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