対中南米通貨でも一時ドル高=メキシコペソ
先週末の中南米市場は、まちまちながらややドル高の動きが目立った。米FRBの利上げ減速期待が、木曜日のブラードセントルイス連銀総裁発言などで後退している状況を反映した動きに。ドルメキシコペソもロンドン市場の1ドル=19.40ペソ前後から一時19.53ペソ台まで。もっとも午後に入って動きに調整が入った。このところ財政赤字懸念もあって大きく下げていたブラジルレアルに、週末を前にした買い戻しが入り、ドルレアルでのドル売りレアル買いがその他通貨にも波及した格好。ドルペソは19.44台で週の取引を終えた。
対円でも7円16銭前後まで下げた後、7円22銭台まで上昇。
MXNJPY 7.218
（配信：みんかぶFx 2022/11/21（月） 7:10）
元安止まらず、オフショアは7.17台へ=中国人民元
中国国内での新型コロナ感染拡大を嫌気した元安が週明けの市場で強まっている、ドル人民元は7.16台と、先週末の7.11台から上昇。オフショア人民元は7.17台までドル高元安が進んだ。半年ぶりの北京での死者確認などで、ゼロコロナ政策緩和期待が大きく後退する事態となっている。
USDCNH 7.1665
（配信：みんかぶFx 2022/11/21（月） 10:54）
先週後半からのドル高クローナ安続く＝スウェーデンクローナ
先週後半からのドル買い基調を受けて、ドルクローナも上昇傾向。先週米PPI後につけた1ドル＝10.304クローナ前後を安値に直近10.70クローナ台まで。
今週は24日にスウェーデン国立銀行（リクスバンク）の政策金利発表を控えている。0.75%の利上げが見込まれている。先週発表された10月のスウェーデン消費者物価指数は前年比10.9%と9月からは上昇も、市場予想には届かず。
ただ、これはエネルギー価格の下落が予想を超えていたことが背景にあり、エネルギーを除いた数字では前年比7.9％と市場予想の7.6％、前回の7.4%から大きく上昇しており、今週の大幅利上げ期待につながっている。大幅利上げを織り込んできているが、声明などで今後の積極姿勢継続が示されるとクローナ買いも。
（配信：みんかぶFx 2022/11/21（月） 17:07）
ノルウェークローネも対ドルで軟調、原油安の影響は限定的か＝ノルウェークローネ
スウェーデンクローナ同様にドルノルウェークローネは先週後半からドル高クローネ安。ドル高の流れに押されている。原油安が進んでいることが、欧州有数の産油国ノルウェーにはマイナスとの見方も、クローネ／クローナの動きは先週後半に直近レンジの中でのややクローネ安が見られた程度で抑えられたものとなっており、大きな影響は見られず。
USDNOK 10.249
（配信：みんかぶFx 2022/11/21（月） 17:11）
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