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ドル円売り場探し、製造業に逆風-米国11月リッチモンド連銀製造業指数
動画要旨
米国11月リッチモンド連銀製造業指数
11月22日、24時00分に米国で11月リッチモンド連銀製造業指数が発表されます。
この指数は、リッチモンド連銀が管轄する地域の約100の製造業者に、新規受注、出荷、雇用などについて、現況と6カ月先の見通しを各々アンケート調査した結果をまとめたものです。指数が0を上回ると業況の改善を示し、0を下回ると業況の悪化を示します。
米国11月リッチモンド連銀製造業指数を見る上でのポイントは3つ
1つ目は、10月は-10.0と9月の0.0から景況感の悪化が示されました。新規受注・受注残高とも3カ月連続で景気の拡大縮小の判断レベルであるゼロを下回ったほか、先行きも悪化しています。
2つ目は、支払価格、受取価格は若干上昇し、インフレ低下圧力が和らぎつつある可能性を示しました。また、それぞれの指数の差が拡大傾向で、企業業績が圧迫されている可能性もあります。
3つ目は、雇用指数は前月と変わらずで、引き続き採用の課題は残ったままです。また、賃金は頭打ち傾向が示されているものの、相変わらず増加しており、賃金インフレはなおも継続中の様子です。
米FRBの利上げによる需要鈍化を通じて、製造業の景況感を悪化させている様子です。先日のNY連銀が調査したNY地区の製造業景気指数でも、新規受注の減少など、同じような傾向が見られた点を踏まえれば、製造業への逆風は強まりつつあるのかもしれません。
結果とドル/円の反応
米11月リッチモンド連銀製造業指数
TEAMハロンズとしては、金利上昇に伴う需要鈍化傾向が続いているとの思いから、③をメインシナリオと考えています。
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円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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