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FX/為替「円ネットショート減少」【今週のIMMポジション】2022/11/15

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読
み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットショートやや減少

▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットロングやや増加

▼IMMポジション ポンド/ドル
ポンドネットショート減少

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットショートやや減少】
11月8日時点で円のポジションは、ドルに対して7.5万枚の売り越し(ネットショート)。
ショートの取り崩し度合いがやや大きかったことから、ネットショートは前週から0.2万枚減少。
期間中のドル/円相場は、米雇用統計の結果などを受け、145円台へと下落。
持ち高をいくぶん減らす動きは見られたものの、米10月消費者物価指数(CPI)の結果待ちで様子見の投資家が多かったようだ。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【ユーロネットロングやや増加】
11月8時点でユーロのポジションは、ドルに対して10.8枚の買い越し(ネットロング)。
ショートの取り崩し度合いが大きかったことから、ネットロングは前週から0.2万枚増加。
期間中のユーロ/ドル相場は、欧州中銀(ECB)のラガルド総裁が利上げ継続を表明したことなどからパリティ(1.00ドル)を超え上昇。
そのような中、ユーロ売りポジションを抱えた投機筋は買戻しを迫られたようだ。

ポンド/ドル

IMMポジション ポンド/ドル

ポイント

【ポンドネットショート減少】
11月8日時点でポンドのポジションは、ドルに対して4.0万枚の売り越し(ネットショート)。
ロングが積み増され、ショートが取り崩されたことから、ネットショートは前週から0.5万枚の減少。
期間中のポンド/ドル相場は、秋季財政計画について健全化を進める内容になると報じられたことなどから1.1545ドル前後まで上昇。
英国経済の先行きに対する投機筋の過度な不安は和らいでいるようだ。


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IMMポジション


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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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