ドルペソは若干ドル高、ブラジル大統領選勝利で週明けレアル買い入るか=メキシコペソ
先週末の市場で中南米通貨は対ドルで堅調。ドルメキシコペソは1ドル＝19.88ペソ台から19.78ペソ台までドル売りペソ買いに。米株高を受けたリスク選好の動きが新興国通貨買いとなった。週明けは若干ドル買いの動きに。ドル全般に少し買われて始まっており、その影響を受けたとみられる。19．83台を一時付ける動き。
ペソ円は先週末ペソ買いの動きと円安の動き両面からしっかり。東京午後の7円36銭台から7円45銭台まで。週明けはドル円がしっかりとしており、7円46銭台を付けていた。
週末に行われたブラジル大統領選決選投票は、ルラ元大統領が現職のボルソナロ大統領を破った。ルラ元大統領勝利はレアル買い材料という意識が強く、週明けの中南米市場でのレアル買いの可能性も。ただ、世論調査でそれなりの差を維持して決選投票を迎えたことで、すでに織り込み済みとの見方も。織り込みが進んでおり、利益確定売りが入るようだとレアル売り。中南米市場朝の動きに注意したい。
USDMXN 19.8222
（配信：みんかぶFx 2022/10/31（月） 8:48）
中国PMIはかなり弱めの結果に元安傾向継続=中国人民元
10時半に発表された中国国家統計局による製造業・非製造業PMIは、ともに予想を下回り、好悪判断の境となる50も割り込む弱めの結果となった。この結果を受けてドル人民元では若干ドル買い元安に。ドル人民元は先週前半に1ドル=7.3090元台と、2008年以来の元安水準を付けた後、複数の国有銀行から大口のドル売りが出て、当局による元安阻止の姿勢がはっきりしたこともあり、7.16台に急落。安値を付けた後はじりじりとドル買い元売りが続いており先週末に一時7.2620前後まで。週明けも元安傾向が続き、前週末の水準を超えて7.27台を付ける動きも。
対円ではドル円の堅調な動きから20円44銭台まで一時上昇。その後は調整が入り20円38銭台での推移に。
USDCNY 7.2630 CNYJPY 20.387
（配信：みんかぶFX 2022/10/31（月） 11:06）
※ この記事は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
「高機能チャート（テクニカル分析)」はこちら
PC：https://www.gaitame.com/markets/chart/advanced.html
スマホ：https://www.gaitame.com/markets/chart/advanced_sp.html
【PR】昨今の為替のニュースでFXに興味を持った方におすすめ！初心者向けセミナーを開催予定！
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
