FX/為替予想「豪ドル/円の上値攻めは夕方以降?東京時間は介入警戒で上値が重い」今日の豪ドルトレード分析 2022/10/18

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
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目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・WTI原油価格は続落。世界経済の減速懸念が根強いこと、中国の共産党大会でゼロコロナ政策の転換が示唆されなかったことも原油の売り材料となり、一時1バレル=84ドル台まで下落した(10月17日)。

・10月4日の豪準備銀行(RBA)は金融政策会合を開催。市場予想の0.50%を下回る0.25%の利上げを実施し、政策金利を2.60%とした。

・9月29日に豪統計局は7,8月の月次消費者物価指数(CPI)を発表。7月が前年比+7.0%、8月が+6.8%とインフレ率は高止まりしている。7月27日発表の豪2022年4-6月CPIは前年比+4.9%(トリム平均)と、インフレ率は前期(+3.7%)から急伸する結果となった。

・8月分の豪雇用者数は3.35万人増と予想の3.5万人増を下回る。失業率は3.5%に上昇したが、労働参加率が66.6%(前月66.4%)に上昇した(9月15日)。

・2022年4‐6月期の賃金指数(前年比)は+2.6%と市場予想(+2.7%)を下回る。前期比は+0.7%(前回:+0.7%)と、賃金は堅調さを維持している(8月17日)。

今日のメインシナリオ

豪ドル/円の上値攻めは夕方以降?東京時間は介入警戒で上値が重い

昨日は英トラス政権が9月に打ち出した大幅な減税政策のほぼ全てを撤回すると表明したことで、英金融市場の混乱が収まるとの期待からリスクオンとなった。リスクセンチメントに敏感な豪ドルは欧米株価の上昇の後押しもあり、93円台後半まで上昇している。
本日の株式市場は前夜の流れを引き継いで底堅い動きが予想されるため、豪ドル/円は何もなければ底堅い動きとなりそうだ。他方で、米ドル/円が一時149円台に乗せていることから、本邦当局の円買い介入への警戒感が一段と強くなってきている。円安が進みにくいことが豪ドル/円の上値を抑える要因となる。上値を攻めるとしたら、昨日同様に午後5時以降の海外時間となりそうだ。
本日は独10月ZEW景況感調査や米9月鉱工業生産の発表が予定されている。米連邦準備制度理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)が金融引き締め(利上げ)の手を緩める兆しを見せていない中で、欧米の景気減速懸念は高まっている。一連の経済指標の結果が景気減速を想起させるものであれば、リスクオフの動きが強まることとなりそうだ。

個別の想定シナリオ

■米9月鉱工業生産が予想を下回る
⇒米国の景気減速懸念が高まる
⇒FRBはインフレ抑制のため大幅利上げを継続する方針
⇒米金利が上がり、株価は下落
豪ドルはリスクセンチメントに敏感
⇒豪ドルは売られる

チャート分析

今後の注目材料

欧米国の経済指標
世界的な株価動向

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り空に太陽が覗き、豪ドル/米ドルは曇り空に雨がぱらつく。8時に豪ドル/円のRSIで売りシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

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  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
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  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

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中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
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