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FX/為替見通し「米ドル/円は132.000円割れで三役逆転へ、インフレ抑制への「説得力ある証拠」にはまだ不十分」週刊為替レポート ハロンズ ドル/円 2022年8月13日

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執筆:外為どっとコム総合研究所 小野 直人

目次

執筆日時 2022年8月12日 16時00分

米ドル/円は132.000円割れで三役逆転へ、インフレ抑制への「説得力ある証拠」にはまだ不十分

8月8日週の米ドル/円は下落

米インフレ圧力の後退観測から米金利が低下したことで、米ドル/円は131.732円まで急落しました。その後は、テクニカルなサポートレベルを割り込まなかったため、買い戻しが優勢になり133円半ばへ戻しました。

※相場動向については、外為どっとコム総研のTEAMハロンズが配信している番組でも解説しています。

積極的な利上げ休止には証拠がまだ不足

先週発表された7月消費者物価指数は、総合が前月比横ばい、変動幅の大きいエネルギー・食品を除くコアが+0.3%とインフレ圧力の緩和を示す結果になりました。パウエルFRB議長がインフレ鈍化に「説得力ある証拠」が必要としていましたが、その一部が出てきたわけです。FRBにとっては好感できる材料と言えるでしょう。もっとも、前年比ベースでの物価指数は依然として受け入れ難いほど高水準で、基調的な物価の上昇圧力は高止まりしている状態です。9月FOMCまでには、もう1回ずつ雇用統計や消費者物価指数の発表がありますし、これ以外の重要なイベントもあります。

今月末のジャクソンホールシンポジュウムでのパウエル議長のタカ派姿勢後退を期待する流れも出てきそうですが、実際にはそれほどタカ派姿勢が変化していないことが示されて、拍子抜けとなる危険も十分にあり得ます。今後の、指標結果次第では、市場の利上げ観測が二転三転する危険があり、米ドル/円はあまり下を見過ぎない方が良いように考えます。

ドル/円、一目・雲下限の下抜け再度トライ?

米ドル/円は、日足一目均衡表・遅行スパンの実線下抜け、転換線・基準線の逆転のほか、21日移動平均線の下落基調と、徐々に売りバイアスが強まっているようです。8月2日に失敗した終値ベースでの一目雲下限下抜けを再度トライする危険はあります。雲の下限は、今後、132.050円付近へ切り上がる見通しですので、132.000円が今度の注目レベルになりそうです。同レベルを割り込んでくれば、次は心理的な節目の130.000円が意識されそうです。ただ、オシレーター系指標の一部で売られ過ぎを示唆する指標もみられるため、一時的に戻りを試す可能性も否定できません。雲の下限割れに失敗したなら、135.250円までの戻りもあるかもしれません。

【米ドル/円チャート 日足】

USDJPY日足チャート
出所:外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
予想レンジ:
USD/JPY:130.000-135.300

8/15 週のイベント:

8/15(月) 08:50 日本 4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)
8/15(月) 21:30 米国 8月ニューヨーク連銀製造業景気指数
8/15(月) 23:00 米国 8月NAHB住宅市場指数
8/16(火) 21:30 米国 7月住宅着工件数
8/16(火) 21:30 米国 7月建設許可件数
8/17(水) 08:50 日本 7月貿易統計(通関ベース)
8/17(水) 21:30 米国 7月小売売上高
8/17(水) 23:00 米国 6月企業在庫
8/17(水) 27:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
8/18(木) 08:50 日本 対外対内証券売買契約等の状況
8/18(木) 21:30 米国 8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
8/18(木) 21:30 米国 新規失業保険申請件数
8/18(木) 23:00 米国 7月中古住宅販売件数
8/18(木) 23:00 米国 7月景気先行指標総合指数
8/18(木) 26:20 米国 ジョージ米カンザスシティー連銀総裁、講演
8/18(木) 26:45 米国 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演
8/19(金) 08:30 日本 7月全国消費者物価指数(CPI)

一言コメント

外為どっとコム総合研究所のTEAMハロンズ(@TeamHallons) が平日毎日21時よりライブ配信しています。番組では、注目材料の紹介、テクニカル分析でエントリーポイントや利食い・損切りポイントを解説し、実際にリアルトレードも行っています。ご興味のある方は、一度、こちらにアクセスしてみてください。

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