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FX個人投資家動向「米失業率の悪化と堅調な消費が交錯してドルは方向性を欠く、トルコリラ円のショートポジションが増加」2025年12月17日

 

前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。

FX投資家フローと市況

前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)

16日、政府機関閉鎖の影響により変則的な公表となった米10月・11月雇用統計では、10月の非農業部門雇用者数(NFP)が-10.5万人、11月は6.4万人となった。10月の失業率は公表されず、11月は4.6%と9月の4.4%から大きく悪化した。また、同時刻に発表された10月小売売上高では、国内総生産(GDP)の算出に使用される飲食店・自動車ディーラー・建設資材店・ガソリンスタンドを除いたコントロールグループが前月比0.8%となった。

失業率の悪化を受けて、ドル円は154.397円まで下落したものの、その後は11月分のNFPの上振れや堅調な小売売上高を受けて、155.00円付近まで反発した。しかし、雇用統計はノイズも多く含まれると見られ、労働市場の判断には12月分のデータを待つ必要があるとの見方が強まると、ドル円は154円後半で方向性に欠ける展開となった。また、NY時間序盤に、ベッセント米財務長官は「インフレ率は、来年上期で大幅な低下を見込んでいる」との見解を示した。

本日のアジア時間、時間外取引の米長期金利が上昇したことで、ドル買いの流れが優勢となり、ドル円は154.515円を安値に155.175円まで上昇した。

取引金額

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。

市場シェア上位

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。

ポジション金額

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)

ポジション増減

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。

外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。

 
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