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FX/為替予想「次回の豪中銀理事会は0.5%利上げ予想が優勢!声明にも注目」注目の高金利通貨 豪ドル/円 7月27日号

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執筆:外為どっとコム総合研究所 神田 卓也

豪ドル/円(4時間足)

AUD/JPY 4時間足
※レポート内の為替レート・チャートは外為どっとコム「外貨ネクストネオ」を参照

直近1週間のポイント

・欧米PMI悪化で景気後退懸念広がる
・天然ガス上昇
・豪CPI予想下回る伸び

足元の豪ドル/円は94円台を中心にもみ合う展開

20日、21日と95円台後半へ強含む場面もありましたが、22日には欧米の7月PMI(購買担当者景気指数)が悪化したことを受けて世界景気の後退懸念が強まると94円台前半へと下落。
25日には一時94円台を割り込みましたが93.89円前後で下げ止まると、その後は豪州の主要輸出品である天然ガス価格の上昇などを背景に一気に95円台を回復しました。
ただ、それも続かず26日には再び94円台へと反落。
27日も95円台へと豪ドル買いが先行しましたが、豪4-6月期消費者物価指数(CPI)の伸び率が予想を下回ったことから94円台後半へと押し戻されています。

注目ポイントは政策金利

8月2日に豪中銀(RBA)が政策金利を発表します。
RBAの目標である2-3%を大きく超えてインフレが加速する中、追加利上げが確実視されています。
もっとも、4-6月期消費者物価指数(CPI)が予想ほどには加速しなかったことを受けて、市場では75bp(0.75%ポイント)利上げの織り込みが剥落。
利上げ幅は7月に続き50bpに落ち着くとの見方が優勢で、政策金利は1.85%に引き上げられる見通しです。
短期的には、予想通りの50bp利上げでは豪ドルを押し上げることはできないかもしれません。
ただ、追加利上げへの期待が強ければ豪ドルの下値は限られる公算です。
マイナス金利を維持する日銀との政策スタンスの違いが意識されれば、対円では豪ドルが強含むことも考えられます。
RBA声明で示されるインフレと労働市場の見通しがカギとなるでしょう。

来週までの豪ドル/円の見通し

予想レンジ
93.250~96.750円
基調
底堅い

来週までの注目ポイント

☆8/2 RBA政策金利
・主要国株価、国際商品価格

「為替チャート|豪ドル/円(AUDJPY)|60分足」はこちら

「高機能チャート(テクニカル分析|豪ドル/円(AUDJPY)|60分足」はこちら 

外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。