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FX/為替「円ネットショート2週連続増加」【今週のIMMポジション】2022/7/19

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読
み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットショート2週連続増加

▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットショート増加

▼IMMポジション ポンド/ドル
ポンドネットショート増加

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットショート2週連続増加】
7月12日時点で円のポジションは、ドルに対して5.6万枚の売り越し(ネットショート)。
ロングが取り崩され、ショートが積み増されたことから、ネットショートは前週から0.6万枚増加。
期間中のドル/円相場は、日米金融政策の方向性の違いを意識した円売りが優勢となり、約24年ぶりに137.75円前後まで上昇した。
6月後半に付けた従来の高値(137.00円前後)を上抜けたことで、投機筋の先高観が強まったと見られる。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【ユーロネットショート増加】
7月12日時点でユーロのポジションは、ドルに対して2.5万枚の売り越し(ネットショート)。
ショートが積み増されたことで、ネットショートは前週から0.8万枚増加。
期間中のユーロ/ドル相場は、欧州経済の減速懸念などにより1.00ドル付近へと下落した。
パリティ(1ユーロ=1ドル)付近へと下落したことで、投機筋はユーロ弱気の見通しをさらに強めた可能性がある。

ポンド/ドル

IMMポジション ポンド/ドル

ポイント

【ポンドネットショート増加】
7月12日時点でポンドのポジションは、ドルに対して5.9万枚の売り越し(ネットショート)。
ロングの取り崩し度合いが大きかったことから、ネットショートは前週から0.3万枚増加。
期間中のポンド/ドル相場は、1.205ドル台へと反発する場面もあったが、その後は2年4カ月ぶりに1.180ドル台へと下落した。
ジョンソン英首相の辞任によるポンドの反発が短命に終わったことで、ロング勢が損失確定売りに動いたようだ。


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IMMポジション


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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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