ポイント:
ドル/円と豪ドル/円・・・買い狙い
ユーロ/円・・方向感模索
外為どっとコム総合研究所の研究員、宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)が、動画でチャート分析を行います。FX初心者の方にも分かりやすいよう、予想の値動きを示し、FX為替予想を行います。
ドル/円見通し(ショート版)
ドル/円・豪ドル/円・ユーロ/円見通し(詳細版)
動画配信期間:2022/7/19~
💬宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい):Twitter
https://twitter.com/gaitamesk_ueha
▼ボリンジャーバンドの注目ポイント
・ボリンジャーバンドはトレンド系指標
① 収縮(スクイーズ)から拡大(エクスパンション)
バンド幅が収縮しているときは、小幅な値動きで方向感がない
その後、大きな値動きが発生するとバンド幅が拡大する
動いた方向にトレンドが発生する可能性あり
② バンドウォーク
①の後、ローソク足が±2σバンドに沿って変動する様子
相場に勢いがありトレンド継続の状況
③ 相場の行き過ぎから逆張り
バンド内にある程度、値動きが収まると想定されている
[σ1:68.27% σ2:95.45% σ3:99.73%(画像内のバンドは、σ1とσ2)]
そのため、ローソク足がバンドからはみ出たら逆張りという考えがある
ただ、はみ出るということは値動きに勢いがあるということ。
そのまま、上昇(下落)する可能性がある
逆張りを行うなら、その他のテクニカル指標と組み合わせてタイミングを計る
▼MACD(マックディー)の注目ポイント
・MACD(マックディー)はオシレーター系であり、トレンド系でもある
① トレンド方向を確認
プラス圏=上昇トレンド マイナス圏=下落トレンド
直近の値動きは、MACDが上向きだと上昇傾向。下向きだと下落傾向
② ゴールデンクロス(GC)とデッドクロス(DC)
MACD(赤)とシグナル(青)のクロスにより相場の勢いや方向感が見えてくる
MACDがシグナルを上抜けたら買いシグナル。下抜けたら売りシグナル
注意点
例)マイナス圏でGCの場合、一時的な調整反発の可能性があり、再び下落に転じる可能性がある
③ ダイバージェンス(逆行現象)
相場の勢いが衰えていることで起こる現象
例)価格は高値更新しているが、MACDは、高値を切り下げている
ダイバージェンスとなると、MACDが示す方向に変動する可能性ある
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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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