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FX/為替予想「米3連休を控えて、ポンド/円の戻りは鈍そう」短期トレード 即効チャージ!ポンド 2022/7/1

ポンドのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
日々、相場情報発信中!

目次 

今日のポンド トレードシナリオ

ここまでの相場

・英1-3月期GDP(確報値)は前期比+0.8%と速報値から修正はなかった(6月30日)。6月13日発表の英4月月次GDPは-0.3%と前月からマイナス成長が拡大。

・英5月小売売上高(除自動車燃料)は前月比-0.7%(前月は+1.4%→+0.2%へ下方修正)と悪化(6月24日)。

・6月16日にイングランド中銀(BOE)は政策金利を1.25%に0.25%の利上げ
 金融政策委員会(MPC)メンバーの9人中3人は0.50%の利上げ支持

英5月消費者物価指数(CPI)は前年比+9.1%(予想+9.1%)と前回の英4月分(+9.0%)からインフレは更に進んだ。1982年以降、最大のインフレ率となった(6月22日)。

英4月失業率(ILO方式)は3.8%と前回(3.7%)から悪化。賃金上昇率は+4.2%と堅調な伸びを継続(6月14日)。

・6月13日に英国政府はEUとの間に交わしている「北アイルランド議定書」の一部を英議会に提出した。EUは「国際法である議定書に一方的に違反する意思を明確にするものだ」と批判。EU側の報復も想定されるだけに、ポンドにとってはネガティブ要因。

今日のメインシナリオ

米3連休を控えて、ポンド/円の戻りは鈍そう

米国の景気減速懸念が株価の下落を誘っており、リスクオフの米ドル買い・円買いを促している。また、前日の米経済指標の結果を受けて、米インフレがピークアウトした可能性も出てきたことから、利上げ幅が予想ほど大きくならないとの思惑に繋がり、円が対米ドルで大きく買い戻されている。この結果クロス円であるポンド/円が大きく値を下げる結果となっている。米ISM製造業景況指数の悪化を警戒したもので、ISM製造業の発表まではポンド/円の上値は重いと見ている。同指標が予想(54.5)以上に上振れていたとして、前月(56.1)もしくは、前々月(55.4)を上回らない限りは景気は減速していると捉えられて、東京時間に大きく下げたポンド/円の戻りは限定的となりそうだ。また、米国は来週月曜日(7月4日)が独立記念日で祝日休場となる。3連休を前に米国勢がリスクを取ることを敬遠すると予想されることも、ポンドの戻りを鈍くする一因となりそうだ。
英国の経済指標では17:30に6月製造業PMIが発表されるが、確報値のため速報値と乖離した結果が出るなどのことがなければ、相場への影響は限定的となりそうだ。

個別の想定シナリオ

■米ISM製造業景況指数が悪化
⇒米国経済の減速懸念強まる
⇒リスクオフの円買い
⇒ポンド/円は下落

チャート分析

注目材料

23:30 米ISM製造業景況指数

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」ではポンド/円は晴れ、ポンド/米ドルは大雨。ポンド/米ドルの移動平均とMACDで12時に売りシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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