FX/為替予想「メキシコ中銀、9回連続利上げが確実視! 声明での中銀のスタンスを注視せよ」注目の高金利通貨 メキシコペソ/円 6月22日号

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メキシコペソ/円(4時間足)

MXN/JPY 4時間足
※レポート内の為替レート・チャートは外為どっとコム「外貨ネクストネオ」を参照

直近1週間のポイント

・スイス中銀サプライズ利上げでリスクオフ
・日銀緩和維持で円全面安
・世界的に株価持ち直し

足元のメキシコペソ/円は反発基調を強める

スイス中銀のサプライズ利上げでリスク回避ムードが広がった16日には、NY原油が1カ月ぶりに1バレル=108ドル台に下落する中、一時6.392円前後まで軟化して月初来安値を更新しました。しかし、その後は急速に持ち直しの動きを強めています。17日には日銀が大規模金融緩和の現状維持を発表したことで円が全面的に下落。ペソ/円は一気に6.60円台を回復しました。21日には、世界的に株価が反発する中で6.793円前後まで値を戻して、今月9日に付けた6年5カ月ぶり高値の6.868円前後を視界に捉えています。

注目ポイントは政策金利

23日にメキシコ中銀が政策金利を発表します。市場は9会合連続の利上げを確実視しており、利上げ幅は今回の利上げサイクルで最大の75bp(0.75%ポイント)になると見ています。政策金利は7.75%に引き上げられる見通しで、金利面でのペソの優位性はさらに高まる公算です。目先的には材料出尽くしのペソ反落があってもおかしくありませんが、メキシコ中銀が追加利上げに前向きな姿勢を維持すればペソの下値は限定的でしょう。今回の会合では中銀のスタンスが最も注目されることになりそうです。また、ペソ相場の動きについては外部環境も重要です。世界的な金融引き締めで一時不安定化していた原油や株などのリスク資産の値動きにも注目です。

来週までのメキシコペソ/円の見通し

予想レンジ
6.500~6.950円
基調
底堅い

来週までの注目ポイント

☆6/23 メキシコ中銀政策金利
・原油価格、主要国株価

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f:id:gaitamesk:20191106165135p:plain 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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