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FX/為替「円ネットショート減少」【今週のIMMポジション】2022/5/23

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読
み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットショート減少

▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットロング増加

▼IMMポジション ポンド/ドル
ポンドネットショート横ばい

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットショート減少】
5月17日時点で円のポジションは、ドルに対して10.2万枚の売り越し(ネットショート)。
ショートが取り崩されたことから、ネットショートは前週から0.8万枚減少。
期間中のドル/円相場は、米景気減速懸念から、約2週間ぶりの水準となる127.50円前後まで下落。
円売り持ちの手仕舞いがドル/円を押し下げたと考えられる。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【ユーロネットロング増加】
5月17日時点でユーロのポジションは、ドルに対して2.0万枚の買い越し(ネットロング)。
ロングが積み増され、ショートが取り崩されたことで、ネットロングは前週から0.4万枚が増加した。
期間中のユーロ/ドル相場は、ユーロ圏経済の先行き不透明感から1.035ドル台まで下落する展開。
そのような値動きの中でも、ECBの利上げ時期早期化観測が現実味を帯びてきたことでユーロロングを即した可能性がある。

ポンド/ドル

IMMポジション ポンド/ドル

ポイント

【ポンドネットショート横ばい】
5月17日時点でポンドのポジションは、ドルに対して7.9万枚の売り越し(ネットショート)。
ロング・ショートいずれも同規模のポジションを縮小させたことで、ネットショートは前週から横ばい。
期間中のポンド/ドル相場は、予想を下回る英経済指標が続いたことで、一時1.2155ドル前後まで下落した。
2020年5月以来の水準まで急速に売られたとあって、買い手・売り手ともに一先ずポジションの解消に動いたようだ。


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IMMポジション


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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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