FX/為替予想「調整色を強める豪ドル/円 豪1‐3月期CPIはゲームチェンジャーとなれるか?」短期トレード 即効チャージ!豪ドル 2022/4/27

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
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目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

本日、豪2022年1‐3月期消費者物価指数(CPI)発表!前回発表の豪2021年10‐12月期 CPIは前年比+2.6%(トリム平均)と豪中銀(RBA)の目標レンジ(2~3%)の中央値を突破。

・RBAがCPIのほかに注視するのが賃金指数。この賃金の伸びが前年比3%を超えるのをRBAは目安にしている。2021年10‐12月期前年比+2.3%(最新)。

・4月5日のRBA理事会で政策金利は0.10%で据え置いたが、声明文からインフレの高騰に対して「忍耐強く対応する」の文言が削除された。

・3月分の豪雇用者数は1.79万人増と堅調ながらも予想の3.0万人増を下回る。

・豪10年債利回り、3%台で推移中(4月25日)。

・WTI原油価格は欧州がロシア産原油の輸入に対して更なる制裁を準備との報道から、一時1バレル=102ドル台まで反発(4月26日)。

・中国では上海のロックダウンは解除の目途はたたず、ロックダウンされる都市が増加している。また、北京もロックダウンされる可能性が浮上しており、中国経済の先行き不透明感が強まる。(4月26日時点)。

今日のメインシナリオ

調整色を強める豪ドル/円 豪四半期CPIはゲームチェンジャーとなれるか?

中国最大経済都市、上海のロックダウンは解除の目途が立たたない。1人でも陽性者が出たら14日間ロックダウン延長という政策をとっているため、感染力が強いオミクロン株の性質上先行きが全く見通せない。中国国内だけの話であれば影響は少ないが、世界最大の貿易港である上海港もあるため、世界経済へのネガティブな影響も見通しがたたない。中国政府がコロナ政策を考え直さない限りは上海のロックダウンは明けないのではないだろうか。
本日は豪1‐3月期CPIが発表される。基調インフレ率は3.35%(前年同期比)と、ついにRBAの目標レンジ(2~3%)を上抜ける予想となっている。結果次第では近未来のRBAの利上げ幅が0.15%か0.40%かに変わるとみられている(5月18日の賃金指数の結果も重要)。
ただ、前述のとおり中国のロックダウンにより、世界経済の先行きの不透明感が強い。豪1‐3月期CPIが好結果だったとしても、調整色を強めている豪ドル相場が反転するほどのインパクトはないのではないだろうか。

個別の想定シナリオ

■中国経済の先行き不透明感
⇒資源需要の減退懸念
⇒豪ドルにとってはネガティブ要因
⇒豪ドル/円の上値を抑える

■豪1‐3月期CPIの好結果
⇒RBAによる近未来の利上げ幅拡大観測強まる
⇒中国経済の不透明感のため、豪ドル相場の下落は変わらない

チャート分析

今後の注目材料

中国経済減速懸念
豪1‐3月期CPIの結果

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り空に太陽がのぞき、豪ドル/米ドルは曇り。豪ドル/円、豪ドル/米ドルのボリンジャーバンド、RSIで、8時に買いシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

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  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
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  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
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