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ユーロ/円 チャートの陽転は明白、買い先行で臨みたい!

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今週の注目通貨ペアはこれだ!

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■  ユーロ/円 チャートの陽転は明白、買い先行で臨みたい! 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。何と言っても特筆すべきは木曜日の陽線の出現です。一気に1月の高値を文字通り「ごぼう抜き」し、131円50銭台まで買い進まれてしまっては、売り方降参は明白、翌金曜日も売り方の買い戻しが続き、一時は132円台まで買い進む場面が見られました。久しぶりに FXならではの醍醐味を感じさせてくれる値動きだったと思います。
移動平均線は、中期・長期が下落する一方で短期が大きく上昇しました。短期の移動平均線が中期・長期の移動平均線を下から上に突っ切り、一気にゴールデンクロスを形成しています。また、中期・長期の移動平均線もゴールデンクロスを形成しており、チャートは一気に陽転、買い方有利の形勢に傾いたと言えるのではないでしょうか。
今週は、もう、買い先行で臨むより選択がないような気がします。先週後半の動きを見る限り、売り方は大半が買い戻しを終えていると思いますので、高いところを買う人がいなければ当然に大きな下落も予想されるところです。ただし、MACDもゴールデンクロスからゼロライン越えを実現していて、売りを示唆するチャート指標はありません。空中戦に注意は必要ですが、買い先行で臨むべき局面だと思います。


その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 下側のリスクは大きくないと読むが、どうかな・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、水曜日に安値を付ける展開でした。先々週の金曜日に出現した上ヒゲがやや重石になったのでしょうか、週初から陰線が連なり下値を模索する展開となりました。ただし、水曜日に実体線が長期の移動平均線を下回ったところから反転、週末にかけてV字型に戻し、115円台での越週となっています。実体線の居場所自体を見る限り、下値不安が大きい状況とは言い難いと考えてよいと思います。
今週は、リスクを取るとすれば買い先行で臨みたいところです。MACDがやや中途半端な動きを見せていますが、実体線と移動平均線の関係を見る限り、下値不安が大きい状況とは言えないと思います。消極的に買いを選択するわけではありませんが、終値ベースで1月27日の高値を越えてくるようであれば、売り方のさらなる買い戻しが期待される状況ではないでしょうか。

■ ポンド/円 3本の移動平均線の上方へ浮いたが・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。先々週の後半、実体線が長期の移動平均線の上方に浮上したことから上値志向の高まりを感じさせる週となりました。ユーロ円が一気に上値追いの動きを見せたこともポンド円の上伸の原動力となっていることは想像に難くないと思います。1月上旬の取引価格帯が上方に控えているだけに、この程度の上伸で済んだと考えた方がよいかもしれませんね。
今週は、売り買いどちらという観点で言うと、買い先行で臨みたい感じがしています。中期の移動平均線が依然として下落基調ではありますが、先週木曜日の陽線の力強さ に加えて金曜日もある程度値持ちしていることを考えると、ここから大きな下落を演じる可能性は高くないような気がします。もちろん、先週の高値越えの局面があるようなら、短期的に追撃買い方針でよいでしょう。

■ オージー/円 上値の重さがハンパない・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。週を通じた値動きで言えば何とか値を戻した印象を受けますが、ユーロ円・ポンド円と比較するとその戻りの鈍さは明白、金曜日も陰線が出現し、木曜日の胴体部分を下回っての越週となってしまいました。他の対円の通貨ペアが円安方向へ向かっているからこそ値持ちしているのであって、これが逆に円高基調だと、オージー円が円高方向への動きを先導する可能性が高いかもしれません。
今週は、少し様子を見てみたい感じがしますが、とりあえず買いの選択はなさそうな感じがします。オージー円を買うぐらいなら他の対円の通貨ペアの方がより上値が見込めるチャート形状いなっている可能性が高いと思われるからです。下側のリスクについては、他の対円の通過ペアよりは大きいと思いますが、いきなり先々週の安値を割り込む展開にならない限り、売りも控えるべきではないかと思います。

■ ユーロ/ドル 上値追いの可能性が高いと読むが・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。先々週の引け味が悪かったことから、先週は下落を予想していましたが、月曜日の陽線で先々週の木曜日の陰線をほぼ埋めてしまい、下値リスクが一気に減退しました。火曜日・水曜日も値を戻し、 V 字型の回復を見せましたが、驚いたのは木曜日の大陽線です。一気に1月の戻り高値に迫る勢いを見せつけられ、売り方は完全に降参、金曜日も上値追いの動きを見せており、売り買いの勢力図が一気に反転してしまいました。
今週は、買い先行で臨みたいところです。1月の戻り高値も風前の灯、しかも時間の経過が移動平均線の上昇を招くことが期待され、下がっても上がっても売り方の買い戻しが先行する可能性が高いと思います。売り方の期待としては、12月から1月にかけてうろうろしていた取引価格帯の中心、1.135近辺への回帰ということになりますが、先週の勢いのある動きを見る限り、そういった淡い期待に賭けるのは危険な香りがします。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

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※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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