ポンドのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。
目次
今日のポンド トレードシナリオ
ここまでの相場
・北アイルランド議定書を巡る不透明感は潜在的リスクとして残っている。
・米FOMCで米国はテーパリング加速を決定。22年に3回の利上げ示唆。
・英国内では1日約7.8万人の新型コロナ新規感染者数(12/13~19の1週間平均)。
・12月16日BOEは市場予想に反して0.15%の利上げ。
・12月18日にフロスト英・欧州連合(EU)担当交渉官が辞任。
・ウクライナ情勢への地政学リスク懸念。
今日のメインシナリオ
感染者数増加で経済停滞懸念
先週火曜日時点のIMMポジションを見ると、米FOMCでのテーパリング加速懸念に対して、BOEはオミクロン株懸念から政策金利を据え置きにするとの予想から、ポンドのロングが大幅に解消されていた。結果、BOEは利上げを行いサプライズとなったわけだが、英国内での新型コロナ感染者数の増加速度が早く、ロンドンでは「重大事態」が宣言された。集中治療室(ICU)使用率はさほど上昇していないが、感染者数の大幅増を受けて英国内での経済停滞懸念からポンドは売り圧力がかかりやすい。個別の想定シナリオ
■英国内の新型コロナ感染者数大幅増
⇒経済停滞懸念
⇒ポンドは売られやすい
⇒ポンド円も下げやすい
■クリスマス休暇で欧米の市場参加者減少
⇒欧州時間以降は様子見ムードが強まる
⇒ポンドも方向感が出にくい
チャート分析
注目材料
なし
「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」
外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」ではポンド/円はどっちつかず、ポンド/ドルは売り示唆が多かった。ポンド/ドルのRSIは売りシグナルが点灯。
【情報提供:外為どっとコム】
<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>
- ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
- ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
- ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
ポンド ちょい足し情報
英国内の新型コロナ感染者数が大幅に増加しているのに対して、新規の入院患者数は7月中旬から1日平均で700人~1000人で今年1月のピーク時の1日平均4000人強と比べると安定(?)している。また過去1カ月の入院中の患者数は7000~8000人程度で安定していることがポジティブ材料か。いずれにしろ日本と比べると多いが…
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