ポンドのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。
目次
今日のポンド トレードシナリオ
ここまでの相場
・北アイルランド議定書を巡る不透明感は潜在的リスクとして残っている。
・ドイツを始めとした欧州各国で新型コロナウイルス第4波の感染が爆発中。
・対米ドルでは、米国のテーパリング加速警戒からドルが買われやすい。
・英国内で「オミクロン株」感染者に初の死者。英経済の停滞懸念で16日のBOEでは利上げ見送りが優勢に。
・12月14日発表の英雇用統計は良好な結果。
・ウクライナ情勢への地政学リスク懸念。
今日のメインシナリオ
米FOMC待ちだが…
新型コロナ「オミクロン株」の感染が急速に拡大しており、国内で初の同株患者の死亡が確認されたことで、政府による行動制限の可能性が残る。そういった状況下で今月の利上げ観測への警戒感が急速に後退しているが、経済指標を見ると英雇用統計は堅調な結果となった。本日発表を控える消費者物価指数(CPIコア)は予想値が前年比+3.7%と2011年4月以来の高水準となっている。仮に予想通りの結果だったとすると、ファンダメンタルズではBOEの利上げをサポートするという状況となり、明日のBOE会合では難しい判断を迫られることとなりそう。個別の想定シナリオ
■強いCPIの結果を受けて利上げ期待再燃
⇒ただ、今夜の米FOMCを控えて動きにくい
⇒ポンド円は底堅いが小動き
■米FOMC後のドル売り
⇒FOMCで予想通りなら短期的にはドル売り(Sell the Fact)
⇒ポンドは対米ドルで買い戻し
⇒ポンド円は上昇
チャート分析
注目材料
英CPI
米FOMC
「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」
外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」ではポンド/円、ポンド/ドルともに雨模様。短期的には売り示唆が多い。
【情報提供:外為どっとコム】
<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>
- ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
- ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
- ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
ポンド ちょい足し情報
英経済指標は堅調な結果が続く。オミクロン感染者数が南アフリカを抜いて世界1位となった英国では、これ以上の感染拡大を阻止するために行動規制が導入される可能性もある。その場合は経済の減速につながる可能性もある。IMF(国際通貨基金)は14日に公表した英経済に関する年次報告書でこういった状況に理解を示しつつ、「過度に長期にわたって利上げを遅らせるべきではない」と指摘している。
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