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ダイジェスト【FXセミナー】「13年半ごとに繰り返される金融ショック」 川合 美智子氏 2021/12/10

動画配信期間:2021/12/10~
ワカバヤシエフエックスアソシエイツの代表取締役兼外国為替ストラテジストとして活躍中の川合美智子氏がFX相場の見通しを明快に解説! 気になる来年の為替相場のトレンドから注目ポイントまで、独自の分析結果を交えながら語り尽くします。
伝説のディーラー・若林栄四氏の元で習得したテクニカル分析を用い、明瞭にトレンドを予測する手法に熱い視線が注がれる川合氏の講義を是非お見逃しなく!


(0:48頃から)

2022年の注目材料として、新型コロナウイルスの感染拡大リスクは、引き続き心配材料であり、来年も引き続き一喜一憂することとなりそうです。また、アメリカをはじめ主要国が緩やかな景気拡大に自信を持つ中、利上げによるスタグフレーションの懸念がないのか気になるところです。最も気にすべきは米株式市場の動向であり、チャートポイントで下げ止まらない場合は要注意です。そのほか、地政学的リスクや「悪い円安」などもリスク要因です。

(17:26頃から)

FRBのデュアルマンデート(雇用の最大化と物価の安定)について、雇用状況はかなり改善しています。一方で物価はかなり高く、米大統領が物価高を懸念している状況です。インフレを抑えるためには景気が緩やかに拡大しているうちに利上げを急ぐ必要があると見ますが、今手を打たないと物価だけ上がって消費マインドが落ち込むリスクもあります。

(25:45頃から)

ドル/円と比較的平行して動いている米5年債利回りの図です。いまのところ相関関係が深いので見ていただきたいと思います。また、円の実効為替レートを見ると、現在は歴史的な円安水準にあることを示しています。また、2011年に75円台まで円高が進行しましたが、この表で見ると90年代の円高局面よりも円安であったことが示されています。

(31:32頃から)
ドルインデックスを見ると、98を超えてくるようならドル全面高の可能性があります。一方で90を割り込む場合は長期的なドル安の可能性もあり、その時はユーロ高もあり得ます。

(34:19頃から)
チャートから見た主要通貨の予測です。ドル/円は長期でドル高・円安を予想しますが、週足レベルでは調整に入る可能性もあります。

(43:11頃から)
ユーロ/ドルは現状、2008年高値からのトレンドラインを挟んで推移しています。このラインの他、17年安値からのサポートラインが下値を支えそうです。ただ、週足では少なくとも1.16ドル台を超えないと、反発局面入りにつながりにくいでしょう。

(49:41頃から)
ポンド/円のトレンドを見るうえで、ポンド/ドルを見ることは重要です。月足上では2008年を起点とするレジスタンスラインを再び割り込んでおり、31・62カ月線のほか、1.30ドルの節目がサポートになるか注目。反対に上は1.35ドルの節目のほか、鬼門となっている1.42-1.43ドルが焦点です。ポンド/円に話を戻すと、現状は売り・買いともに引き付けた方がよさそうです。

(54:51頃から)
最後に豪ドル/円ですが、ドルやユーロなどと比べると流動性が薄いため、金融ショックなどで一気に落ちるが、その代わりにそれらが終わると一気に戻す、一度動き出すとオーバーシュートしやすい、といった特徴があります。豪ドル/米ドルの月足が弱いため、豪ドル/円は下値リスクを残した状態と言えます。

(1:01:48頃から)
日柄の研究について。71年8月のニクソンショックの前の68年3月、実質的な金本位制が崩壊したところを起点に13.5年を足すと、81年9月に米10年債利回りが15.8%で天井を付けました。さらに13.5年後の95年4月はドル/円の円高ピーク、さらに13.5年後にリーマンショックと金融史中にとってショッキングな出来事が起きています。次の13.5年は2022年3月であり、その前後は何か起きるか注意した方がよいかもしれません。

川合美智子氏
外国為替ストラテジスト
旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より、テクニカル分析の第一人者、若林栄四氏の下でテクニカル分析を研究、習得する。同行退職後、1998年まで在日米銀などでカスタマー・ディーラーや外国為替ストラテジスト、資金為替部長を歴任。現在は外国為替ストラテジストとして、テクニカル分析に基づく為替相場レポートを発信中。各種メディアへの出演も多数。
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