ポンドのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。
目次
今日のポンド トレードシナリオ
ここまでの相場
・北アイルランド議定書を巡る不透明感は潜在的リスクとして残っている。
・ドイツを始めとした欧州各国で新型コロナウイルス第4波の感染が爆発中。
・11月16日の英雇用統計、翌17日の消費者物価指数(CPI)は良好な結果となり利上げ期待再燃。
・対米ドルでは、米国のテーパリング加速警戒からドルが買われやすい。
・ベイリーBOE(イングランド中銀)総裁、オミクロン株の出現について
「経済への影響はパンデミック時と比べると弱まっているものの、影響は依然として続いている。」
・米国が北京オリンピックの外交ボイコットを今週表明する可能性。
・ウクライナ情勢への地政学リスク懸念
今日のメインシナリオ
新型コロナ「オミクロン株」への警戒感が残るなか、北京オリンピックの外交ボイコットの可能性や、ウクライナの地政学リスクなどリスク要因が多い。そういったことを考えるとポンド円は反発はあっても、さらに上値を伸ばすイメージが立てられない。
個別の想定シナリオ
■先週末に過度の警戒感から売られ過ぎたリスク資産の買い戻し
⇒ポンド円も買い戻しが入る
(不透明感からリスクオンにはなれない)
⇒上値は限定的。先週末高値(150.755円)が目途
■リスク材料が多くリスクオンにはなれない
⇒ポンドは買われても調整程度
(ネガティブ材料が出れば一気にリスクオフ)
⇒先週末高値(150.755円)を目途に戻り売り
チャート分析
注目材料
新型コロナ「オミクロン株」の続報
英建設業PMI
「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」
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ポンド ちょい足し情報
米国が北京オリンピックの外交的ボイコットを検討しているようですが、英国も同様に外交的ボイコットを検討しています。米国が決定すれば、それに追随する可能性が高いので関連ニュースは要チェックです。
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