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オージー/円 上昇トレンドは終焉を迎えたかも・・・

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今週の注目通貨ペアはこれだ!

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■  オージー/円 上昇トレンドは終焉を迎えたかも・・・ 
先週は、火曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。チャートの形状そのものはポンド円と同様で、先週の週初は上値追いの動きを見せましたが、金曜日の陰線で82円どころか一気に81円どころをも突破、10月上旬の水準まで逆戻りとなっています。10月上旬から始まった上昇トレンドは、買い方には大変残念なことですが、チャート的にもこれにて終焉を迎えたという判断でよいと思います。
移動平均線は、短期・中期が大きく下落しました。実体線の居場所が3本の移動平均線を大きく割り込んでしまい、買い方には苦しい展開が続きます。また、短期・中期の移動平均線の下落スピードが速いことから、チャートの悪化にもそれほど時間がかからないような気がします。買い方からすると、とにかく下げ止まりを確認したいところですが、先週金曜日の陰線は、それさえ許さないほどの威力を感じさせますね。
今週は、リスクを取るなら売り先行で臨むべき局面だと思います。チャート的に買いを選択する理由はどこにも見当たりませんし、MACDもまだ下落余地が大きいと考えます。ただし、大きく下落した局面から勢いよく反発する可能性ももちろん残されていて、円高方向への動きが決まったというわけではない点には注意が必要です。売りから入るにしても、利食いも損切りも早めに・・・と言ったところではないでしょうか。


その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 売りは売りだが、そう簡単には・・・ 
先週は、水曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。月曜日の陽線で終値ベースの戻り高値を更新し、円安方向への動きに期待がかかりました。週央は115円台半ばまで攻めたのはよいものの、何と言っても金曜日の陰線の出現にショックを受けた人が多いのではないでしょうか。113円台前半まで売られてしまっては、上昇トレンドがどうのと言っていられる場合ではありません。
今週は、とりあえず買い方針は放棄した方がよいと思います。かと言って、野放図に売られる展開も予想しにくいところです。MACDも再びデッドクロスを形成していますし、ボリンジャーバンドの幅も先週金曜日の陰線の影響で拡大してきていることを考えると、冷静な値動きを期待する方に無理があるような気がします。トレンドが出る前に、まずは落ち着きどころを探る展開と言えそうです。

■ ユーロ/円 買い方の立ち直りには、時間が必要・・・ 
先週は、火曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。先々週の下向きの流れを断ち切ろうという意思が働いているとは思えませんが、週初は上値追いの動きを見せていました。ただし、金曜日の陰線で再び買い方が投げざるを得ない状況に陥ってしまい、週末は安く引けています。128円台の前半での引けは9月下旬以来ということで、2ヶ月かけて133円台への上伸が完全に打ち消された形になってしまいました。
今週は、売り先行で臨みたいところです。先週前半の中途半端な戻りが買い方にとっては逆に重石となり、短期の移動平均線水準でさえ回復するのが難しい状況です。先週金曜日は下ヒゲを伴って戻したとは言え、終値ベースで安い水準で引けたことに変わりはありません。戻り局面を売り上がるのではなく、下落局面を叩いて売りポジションを作るようにするとよいかと思います。

■ ポンド/円 売るしかないか・・・ 
先週は、火曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。週初は陽線の出現が続き上値追いの動きを見せるかと思わせましたが、実体線が中期の移動平均線水準を終値ベースでクリアすることはできず、金曜日の大陰線を迎えるに至ってしまいました。11日の安値をいとも簡単に下回ってしまい、水準的には10月上旬以来のレベルということで、買い方の勢いは見るカゲもありません。
今週は、売り先行で臨みたいところです。安定した値動きを望むのは難しく、上下にボラティリティの高い展開が続くと思いますが、それでも買い先行で入る理由に乏しく戻り切って買い方の勢いが止まったところ、あるいは下落途中を追いかけて叩くようなスタンスで売りポジションを作るべきだと考えます。飛び乗り・飛び降りがよいトレード方法だとは思いませんが、今週について言えば、長い時間のポジション保有は危険かもしれません。

■ ユーロ/ドル いったんニュートラルが良い、かな・・・ 
先週は、水曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。週初から木曜日までは先々週の流れを受け継ぎ、緩やかな下落傾向となり、金曜日は陽線で一気に回復しました。ただ、金曜日の上伸は、ユーロドル独自の動きというよりも、金曜日に対円で一気に円高方向へ進んだこともあり、ドル円とユーロ円の相対的な立場がユーロドルに反映されたと考えるべきでしょう。実は、まだ下落のポテンシャルを残している可能性は十分に想定しておく必要があると思います。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。やはり、今は対円で乱高下が予想される状況となっていますので、ユーロドルが上下どちらに動くかという点については、少し落ち着きを取り戻すのを待ってから考えてもよいのではないでしょうか。ただ、これまでの流れを途切れさせるほどのインパクトがユーロドルに見られるかと言うと、それはないと思いますので、落ち着いてくれば再び下落方向へのトレンドを静かに描き出すような気がしています。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

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※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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