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FX「米株価続落、米債務上限問題が嫌気されドルは反落、リスク回避から円が高い」

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おはようございます。台風16号の接近で進路にあたる伊豆諸島や千葉、茨城では厳重警戒ですね。明日からは台風一過で厚くなるとの予想も出ており、本日から10月という気がしないですね。

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■主要通貨ペアの前日の動き

主要通貨の騰落率
出典:上田ハーローFXの提示レート(Bid)をもとに作成

■三極通貨(ドル、ユーロ、円)

ドル円が111.95円、ユーロ円が129.82円、ユーロドルが1.1596ドルでオープン。米10年債利回りが低下したことで、朝方にはドル円が111.80円、ユーロ円が129.74円まで下落、ユーロドルは1.1607ドルまで小幅上昇しましたが、月末需要でのドル買いに下支えされ、ドル円、ユーロ円は下げ渋りとなりました。その後は日経225平均株価がプラス圏を一時回復したこともあり、ロンドン時間序盤にはドル円が112.05円、ユーロ円が129.95円まで上昇、ユーロドルは1.16ドル飛び台で底堅い動きとなりました。ロンドン時間は欧州勢がユーロ売り参入、ユーロドルは1.1570ドル付近、ユーロ円は129.60円付近まで下落、逆にドル円は112.07円まで再び上昇しました。NY時間には米利上げ前倒し観測が高まる中、米株価が続落、また、米債務上限問題でイエレン米財務長官が「議会が債務上限を引き上げなければ大惨事になるだろう」「債務上限の引き上げは、超党派で行うことが重要」などと議会の動きを牽制する発言を行ったこともネガティブ材料とされて、NY時間終盤にはドル円が111.24円、ユーロ円は128.80円付近まで下落、ユーロドルは1.1563-1.1597ドルの間での動きとなりました。
クローズ:ドル円 111.26円 /ユーロ円 128.79円 /ユーロドル 1.1574ドル。

■他通貨

ポンド円が150.28円、ポンドドルが1.3418ドルでオープン。本邦株価の下げ渋りから一時プラス転となったことでポンドもジワリと上昇、ポンド円はドル円に連れる動きでNY時間序盤には150.93円まで上昇、ポンドドルは東京時間に1.3450ドル付近まで小幅上昇後にこの付近でもみ合いとなりました。NY時間には米ドルが軟調地合いとなる中で、ポンドドルは1.3516ドルまで上昇しましたが、ポンド円はドル円に連れる形で149.81円まで下落しました。
クローズ: ポンド円149.88円 /ポンドドルが1.3469ドル

豪ドル円が80.30円、豪ドル米ドルが0.7171ドルでオープン。豪住宅建設許可件数が前月比+6.8%(前回同-5.0%)から改善を示し、中国Caixin製造業PMIも50.0(前回49.5)から持ち直したこと、本邦株価が下げ渋りとなったことから、ロンドン時間序盤には80.72円、0.7211ドルまで上昇しました。ロンドン時間に一時緩みましたが、NY時間には米ドルの下落から豪ドル米ドルが0.7255ドル、豪ドル円が80.89円まで買われたものの、米株価の下落からのリスク回避の動きに、豪ドル円は一時80.30円付近まで下落しました。
クローズ:豪ドル円80.38円 /豪ドル米ドル0.7222ドル。

■前日の主な指標結果と発言

・NZ 8月住宅建設許可件数 m/m: 3.8% (前回 2.1%)
・日本 8月鉱工業生産速報値 m/m: -3.2% (予想 -0.5%)
・日本 8月小売業販売額 y/y: -3.2% (予想 -1.0%)
・日本 8月百貨店・スーパー販売額(既存店) y/y: -4.7% (予想 -1.4%)
・NZ 9月NBNZ企業信頼感: -7.2 (前回 -14.2)
・中国 9月製造業PMI: 49.6 (予想 50.2)
・豪 8月住宅建設許可件数 m/m: 6.8% (予想 -5.0%)
・中国 9月Caixin製造業PMI: 50.0 (予想 49.5)
・日本 8月新設住宅着工戸数 y/y: 7.5% (予想 9.5%)
・英国 4-6月期GDP改定値 q/q: 5.5% (予想 4.8%)
・英国 4-6月期経常収支(ポンド): -86億 (予想 -156億)
・南ア 8月マネーサプライM3 y/y: 2.31% (予想 1.90%)
・フランス 8月生産者物価指数(PPI) m/m: 1.0% (前回 1.3%)
・フランス 8月消費支出 m/m: 1.0% (予想 0.0%)
・フランス 9月消費者物価指数(CPI)速報値 m/m: -0.2% (予想 -0.1%)
・スイス 9月KOF景気先行指数: 110.6 (予想 110.0)
・トルコ8月貿易収支(ドル): -42.6億 (予想 -43.0億)
・黒田東彦日銀総裁:個人消費の回復ペース、不透明感が強い。物価の基調は底堅さ維持、徐々に上昇率を高める。景気は基調として持ち直し、先行き回復傾向が明確に。コロナの影響注視し、必要なら躊躇なく追加緩和。
・ドイツ 9月失業者数 m/m: -3.00万人 (予想 -3.30万人)
・ドイツ 9月失業率: 5.5% (予想 5.4%)
・ユーロ圏 8月失業率: 7.5% (予想 7.5%)
・南ア 8月生産者物価指数(PPI) m/m: 0.8% (予想 0.7%)
・センテノ・ポルトガル中銀総裁:インフレは2022年までに2%を下回る水準まで戻るだろう。不確実性に対処する最善の方法は、物事に注意深い目を保ち、安定した手を維持し、柔軟に動く準備をすること。
・日本 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績): (前回 )
・南ア 8月貿易収支(ランド): 424億 (予想 390億)
・ドイツ 9月消費者物価指数(CPI)速報値 m/m: 0.0% (予想 0.1%)
・米国 新規失業保険申請件数: 36.2万件 (予想 33.5万件)
・米国 失業保険継続受給者数: 280.2万人 (予想 280.0万人)
・米国 4-6月期実質GDP確定値 前期比年率: 6.7% (予想 6.6%)
・米国 4-6月期GDP個人消費確定値 前期比年率: 12.0% (予想 11.9%)
・米国 4-6月期コアPCE・確定値 前期比年率: 6.1% (予想 6.1%)
・米国 9月シカゴ購買部協会景気指数: 64.7 (予想 65.0)
・ボスティック米アトランタ連銀総裁:2022年下期に利上げを開始し、23年に3回の利上げを見込む。
・イエレン米財務長官:議会が債務上限を引き上げなければ大惨事になるだろう。債務上限の引き上げは、超党派で行うことが重要。米国の法人税率をネガティブな影響なしに引き上げる余裕はある。
・パウエル米FRB議長:現状は完全雇用にはまだほど遠い、インフレ率は目標を大きく上回る。インフレは弱まると予想。インフレと雇用の間の緊張関係について、FRBが置かれている状況は非常に困難。必要ならFRBは手段を講じて高インフレを抑制する。インフレ期待は中期的に2%のインフレ目標とほぼ一致。
・ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演: (前回 )
・メキシコ中銀(Banco de Mexico)政策金利: 4.75% (予想 4.75%)
・メキシコ中銀(Banco de Mexico)議事要旨:利上げは全会一致ではなく、賛成4人/据え置き支持が1人。21年末のインフレ見通しは6.2%、コアインフレは5.3%予想。インフレのリスクバランスは上向き。メキシコ経済の回復は第3四半期も続き、次の四半期と来年も続くと予想。パンデミックに対する不確実性は継続。インフレ率を上昇させた要因は一過性のものであると予想するが、今後の価格形成プロセスやインフレ率にリスクをもたらす可能性。
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

■為替

通貨ペア 引値 前日比 前日比(%)
USD/JPY 111.260 -0.682 -0.61%
EUR/JPY 128.791 -1.030 -0.79%
GBP/JPY 149.880 -0.395 -0.26%
AUD/JPY 80.382 0.083 0.10%
NZD/JPY 76.709 -0.129 -0.17%
EUR/USD 1.15742 -0.00211 -0.18%
GBP/USD 1.34687 0.00473 0.35%
AUD/USD 0.72220 0.00515 0.72%
NZD/USD 0.68944 0.00304 0.44%

source: uedaharlowfx

 

■三極(ドル、ユーロ、円)の1時間足

三極通貨の1時間足
source:uedaharlowfx UHChart
※チャート、文中およびクローズの為替レートは上田ハーローFXでの提示レート(Bid)です。

 

■株価

Index 引値 前日比
日経225 29,452.66 -91.63
TOPIX 2,030.16 -8.13
CSI300(中国) 4,866.38 32.45
FTSE100(英) 7,086.42 -21.74
DAX(独) 15,260.69 -104.58
NYダウ(米) 33,843.92 -546.80
S&P500(米) 4,307.54 -51.92
NASDAQ(米) 14,448.58 -63.86

 

■金利

Country 利回り 前日比
米10年債 1.487 -0.029
日本10年債 0.065 0.005
英10年債 1.022 0.031
独10年債 -0.199 0.013

 

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1,757.00 34.10
NY原油(期近) 75.03 0.20

source: bloomberg.co.jp (株価、金利、コモディティ価格)

 

■本日の指標発表予定

重要度高08:30 日本 8月失業率
重要度低08:30 日本 8月有効求人倍率
重要度高08:50 日本 7-9月期日銀短観・大企業製造業業況判断
重要度高08:50 日本 7-9月期日銀短観・大企業製造業先行き
重要度低08:50 日本 7-9月期日銀短観・大企業非製造業業況判断
重要度低08:50 日本 7-9月期日銀短観・大企業非製造業先行き
重要度低08:50 日本 7-9月期日銀短観・大企業全産業設備投資前年度比
重要度低14:00 日本 9月消費者態度指数・一般世帯
重要度低15:00 ドイツ 8月小売売上高 m/m
重要度低15:45 フランス 8月財政収支(ユーロ)
重要度低16:00 トルコ9月製造業PMI
重要度低16:30 スイス 9月SVME購買部協会景気指数
重要度低16:50 フランス 9月製造業PMI改定値
重要度高16:55 ドイツ 9月製造業PMI改定値
重要度高17:00 ユーロ圏 9月製造業PMI改定値
重要度低17:00 ノルウェー9月失業率
重要度高17:30 英国 9月製造業PMI改定値
重要度高18:00 ユーロ圏 9月消費者物価指数(HICP)速報値 y/y
重要度高18:00 ユーロ圏 9月消費者物価指数(除食品・エネルギー)速報値 y/y
重要度低21:30 カナダ 7月月次国内総生産(GDP) m/m
重要度低21:30 米国 8月個人所得 m/m
重要度低21:30 米国 8月個人消費支出(PCE) m/m
重要度高21:30 米国 8月個人消費支出(PCEデフレーター) y/y
重要度低21:30 米国 8月個人消費支出(除食品・エネルギー) m/m
重要度低22:45 米国 9月製造業PMI改定値
重要度高23:00 米国 9月ミシガン大学消費者態度指数確報値
重要度低23:00 米国 9月ISM製造業景況指数
重要度低23:00 米国 8月建設支出 m/m
重要度低00:00 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演
重要度低00:30 シュナーベルECB専務理事講演
重要度低02:00 メスター米クリーブランド連銀総裁講演

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